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ヤクルト、良品計画、カプコンなど

2018/3/13 15:51 FISCO
<2267> ヤクルト 7640 +60反発で売買代金は任天堂に次ぐ第2位。本日は売出株の受渡期日となっており、売買代金が膨らむ状況となっている。大株主のダノンが1835万800株を売り出し、同時にオーバーアロットメントによる上限155万8000株の売り出しも実施する。ここまで需給懸念で株価は調整、需給の最悪期を通過することで、押し目買いも活発化しているようだ。ダノンの保有比率が大幅に低下することで、今後の経営の自由度の高まりなども期待されているようだ。 <6065> ライクKN 2363 +400ストップ高。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は6.2億円で前年同期比2.7倍と急拡大、主力の公的保育事業で認可保育園や学童クラブなどの新規開設数が増加したこと、補助金の増額などが背景となっている。多くの施設における契約更改の成功なども寄与。また、3月31日を基準日として1:2の株式分割を実施すると発表したこともプラス材料視されている。 <9880> イノテック 1373 +83大幅続伸。来3月期営業利益が今期予想比7割増の18億円程度になる見通しとの観測報道が伝わっている。IoTの普及やデータセンター向け投資増など半導体需要の拡大に伴い、半導体検査装置のブローブカードが伸長するもようだ。季刊誌予想なども上回る水準にポジティブなインパクトが先行。なお、海外関連株高なども半導体製造装置各社には追い風となっている。 <7453> 良品計画 37350 -650大幅続落。ジェフリーズ証券では投資判断を新規に「アンダーパフォーム」、目標株価を30300円としている。国内売上成長は既にピークを打ち、四半期業績モメンタムはそれを反映することになるとみている。また、過去において一定のバリュエーションを超えると株価はアンダーパフォームする傾向にあるが、足元はその圏域内にあり、小さな悪材料が失望と認識され、利益確定が起こりやすいだろうと指摘している。 <3657> ポールHD 1951 -200大幅反落。前日に前1月期の決算を発表、営業利益は22.5億円で前期比7%減益、従来予想の24.4億円を下回った。第3四半期累計では2ケタ増益であったため、第4四半期で大きく失速した形に。今期は26.1億円で同16%増益を予想しているものの、前期実績の下振れが響いて、市場コンセンサスは大きく下回る水準となっている。 <3021> PCNET 1142 +55大幅続伸。前日の後場に、子会社のケンネットがソースネクトの提供する通訳デバイス「POCKETALK」のレンタル・販売を開始すると発表しており、引き続き買い材料視される形になっている。ケンネットはガイド用無線機器「イヤホンガイド」を手掛けており、今回のサービス開始により、「POCKETALK」と「イヤホンガイド」を接続することで、複数の外国人への同時ガイドが実現することにもなる。 <6315> TOWA 1556 -28大幅反落。クレディ・スイス証券では業績予想を下方修正するとともに、目標株価を2240円から1880円に引き下げている。一部顧客の部材調達の遅れに伴う売上下振れ、コンプレッションモールド需要伸び悩みによる粗利率低迷などから、今期営業利益は従来予想の52億円から会社予想を下回る41億円に引き下げている。なお、中小型SPEセクターでは引き続きトップピックと評価しているもよう。 <4924> シーズHD 5360 -500大幅反落。前日に第2四半期の決算を発表、累計営業利益は48.7億円で前年同期比8.3%増益となった。第1四半期決算時に上方修正した数値45億円を上回る着地になっている。ただ、通期予想は104億円で前期比21%の増益予想であり、上振れも想定線と考えられる。株価が高値圏で推移していたこともあって、出尽くし感から利食い売りが集まる状況にもなっているようだ。 <9697> カプコン 4795 +275大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3350円から5700円に引き上げている。「モンハン:ワールド」が世界的に大ヒット、グローバルブランド化によって、来期以降の利益水準も切り上がると判断しているようだ。19.3期営業利益は市場予想の167億円に対して223億円を予想。市場は「モンハン」グローバル化の影響を織り込んでいないとみている。 <5020> JXTG 634.3 -20.9反落。本日は石油・石炭製品が業種別下落率トップとなっている。前日の原油市況の下落が売り材料視されているもよう。NY原油先物は前日比0.68ドル安と下落、米エネルギー情報局では、4月の国内シェールオイル生産が前月比13万1000バレル増の日量695万バレルとなり、過去最高に達するとの見通しを示している。米国の原油生産の急増により、今後の米国での在庫増加が懸念される状況に。 《DM》
関連銘柄 10件
2267 東証プライム
2,973
11/22 15:30
+10(0.34%)
時価総額 1,017,037百万円
「Newヤクルト」シリーズなどを展開する乳酸菌飲料メーカー。1935年創業。栄養ドリンクや化粧品、医薬品の製造・販売等も行う。米国など海外にも進出。ヤクルトレディの採用活動推進で宅配組織の強化図る。 記:2024/08/02
3021 東証スタンダード
1,291
11/22 15:22
+8(0.62%)
時価総額 6,962百万円
法人向けPC等のレンタルを行うITサブスクリプション事業が主力。使用済みPCの回収・データ消去・再販等も手掛ける。ITサブスクリプションは受注順調。資産稼働率は高い。サブスク資産への積極投資を図る。 記:2024/10/24
461
11/22 15:30
+7(1.54%)
時価総額 17,590百万円
ゲームなどのデバッグ(不具合の検証・検出)、ソフトウェア第三者検証、サーバー監視等を手掛ける。アニメ制作やゲームパブリッシング等も。海外ソリューション部門は売上順調。29.1期売上高1000億円目標。 記:2024/10/25
5,890
4/19 15:00
-10(-0.17%)
時価総額 286,460百万円
ドクターシーラボ等を傘下に収める持株会社。ドクターシーラボ事業、エステ・サロン事業を展開。米ジョンソン・エンド・ジョンソンのTOBは成立。19年4月22日付けで上場廃止予定。19.7期1Qは増収。 記:2019/02/20
5020 東証プライム
812.9
11/22 15:30
+25.6(3.25%)
時価総額 2,465,405百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
6065 東証1部
1,006
8/25 15:00
+3(0.3%)
時価総額 12,042百万円
保育サービス大手。事業所内保育施設や認可保育園、学童クラブを運営。人材サービスのライク傘下。保育士の定着率向上図る。人材確保順調。3施設の新規開園実施。公的保育事業は売上好調。20.4期3Qは2桁増収。 記:2020/04/25
6315 東証プライム
1,600
11/22 15:30
-15(-0.93%)
時価総額 120,226百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
7453 東証プライム
3,025
11/22 15:30
+25(0.83%)
時価総額 849,359百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1300店舗超。国内では日用品好調。生産管理を効率化。 記:2024/10/20
9697 東証プライム
3,407
11/22 15:30
+5(0.15%)
時価総額 1,815,968百万円
大手ゲームソフトメーカー。バイオハザード、モンスターハンターなど人気IPを多数保有。アミューズメント施設「プラサカプコン」の運営等も行う。デジタル販売施策推進。アミューズメント施設は新業態店舗の展開継続。 記:2024/10/06
9880 東証プライム
1,400
11/22 15:30
+10(0.72%)
時価総額 19,180百万円
半導体技術商社。メーカー機能も持つ。自社製テストシステムや組込み製品、半導体設計用(EDA)ソフトウェアの販売等を行う。顔認証AIソリューション等も。半導体設計関連事業では設計サービスの強化を図る。 記:2024/08/10