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VOYAGE、LINE、航空電子など

2017/1/26 16:26 FISCO
<6740> JDI 331 +27大幅続伸。プラスチック基板を用いた、曲面対応可能な液晶ディスプレイを開発したと発表し、材料視されている。18年からの量産を見込む。スマホ向けではあるものの、将来的にはノートPCや車載製品などへの展開も想定され、業績への期待感が先行する格好に。従来のガラス基盤製品と比べ、強度の向上と軽量化が狙えるほか、コスト抑制も実現する。柔軟性では有機ELに軍配との声も聞かれるが、安さが優位性と見られる。 <9983> ファーストリテ 36520 +630続伸。半年から1年程度要していた商品開発体制を見直し、2週間に短縮する仕組みを導入するとの一部報道が材料視されている。米アクセンチュアと提携し、顧客の購入履歴を主とするビッグデータをもとに、AIなどを活用し売れ筋の変化を予測するシステムの開発を進めているもよう。開発から製品供給までの期間短縮による効率化やコスト削減のほか、在庫適正化への寄与なども期待され関心が高まる格好に。 <3938> LINE 3755 -430急落。16年12月期の連結決算を発表。営業利益は198億円となり、前期(19億円)の約10倍に拡大。メッセンジャー型広告の伸びに加え、「LINE Ads Platform」によるタイムラインやLINE NEWS等のパフォーマンス型広告が寄与。なお、17年12月期見通しについては非開示としている。営業利益の市場予想は240億円程度とされ、期待値に達しなかった他、複数証券の格下げ観測も売り材料に。 <4726> ソフトバンテク 4175 +600大幅反発。シティグループ証券が、レーティングを「買い/高リスク」、目標株価6500円で新規カバレッジしたことを材料視。クラウド・IoTといった中期的な成長期待市場で、高い技術力と提携先を有している点を評価したようだ。また、株価上昇余地に配当利回りを加味した予想リターンは82.1%と大きい点も魅力。なお、時価総額の小ささ、成長投資等で業績に振幅が出るリスクなどを考慮し、高リスクと判断したもよう。 <3688> VOYAGE 1444 +300ストップ高。前日に発表した17年9月期第1四半期の連結決算が好感された。売上高は前年同期比31.8%増の65.73億円、営業利益は同6.0%増の6.35億円での着地に。アドプラットフォーム事業を中心に業績を大きく伸ばし、売上高、売上総利益、営業利益において過去最高を更新。17年9月期は大幅営業減益見通しとなっており、増益着地がポジティブなインパクトとなった。なお、通期計画は据え置いている。 <6807> 航空電子 1477 -183急落。前日に発表した17年3月期の第3四半期決算が嫌気された。10-12月期では前年同四半期比19.2%減の37.30億円で着地。外部からの購入品割合の大きい製品の売上増や急激な為替変動等が大幅減益の背景に。コンセンサスでは、10-12月期の営業利益は50億円程度と見られており、これを大幅に下回る実績を嫌気する流れに。なお、通期計画は据え置き、想定為替レートは1ドル105円から108円に修正。 <4626> 太陽HD 4660 -4105日ぶり大幅反落。DIC<4631>と資本業務提携を締結する他、DICに対して第三者割当による新株式発行及び自己株式を処分の実施を発表した。新株式131万2600株と、自己株式430万4700株を合算した普通株式561万7300株を割り当て、持分法適用会社となる。新株発行による希薄化懸念などが嫌気される展開になっているようだ。なお、第三者割当後のDICの所有議決権割合は19.50%となる。 <8035> 東エレク 11985 +645大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券は、同社レーティングを「中立」から「買い」へ格上げ、目標株価を10400円から13800円に引き上げた。エッチャーは最も売上構成比が高い装置だが、今後も需要増大・付加価値向上が期待可能と判断したようだ。同製品の収益性改善を織り込み、今期~再来期の営業利益予想をそれぞれ上方修正。なお18年3月期の営業利益予想は1750億円(前回予想は1560億円)としている。 <1605> 国際帝石 1087 -36.5反落。英石油大手BPは25日に、長期の市場需給を予測した2017年のエネルギー見通しを発表した。原油市場における供給余剰感が2050年まで続く可能性があると指摘したと伝わったことから、警戒感が高まる格好に。また、足元で米原油在庫の増加が重しとなり、昨日のNY原油先物も反落で取引を終えていることなども嫌気され、本日は業種別で鉱業が唯一の下落となっている。 《XH》
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
1,974
11/29 15:30
+2.5(0.13%)
時価総額 2,485,534百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
3688 東証プライム
1,471
11/29 15:30
+6(0.41%)
時価総額 37,218百万円
VOYAGE GROUP、サイバー・コミュニケーションズの経営統合で誕生。電通グループの連結子会社。デジタルマーケティング事業が主力。ポイントサイト「ECナビ」の運営等も。電通グループとの協業推進。 記:2024/08/29
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4626 東証プライム
4,275
11/29 15:30
+5(0.12%)
時価総額 248,745百万円
太陽インキ製造、太陽ファルマ等を傘下に収める持株会社。エレクトロニクス事業、医療・医薬品事業等を展開。ソルダーレジストで世界シェアトップクラス。DICが筆頭株主。エレクトロニクス事業は海外売上比率が高い。 記:2024/10/07
4631 東証プライム
3,261
11/29 15:30
-7(-0.21%)
時価総額 310,307百万円
1908年創業の化学メーカー。印刷インキや有機顔料、PPSコンパウンドで世界トップシェア。包装用接着剤、エポキシ樹脂、界面活性剤等の製造・販売も。スマートリビング領域に注力。欧米顔料事業の構造改革推進。 記:2024/09/02
4726 東証プライム
2,945
9/5 15:00
+1(0.03%)
時価総額 67,022百万円
ICTサービス会社。通信やエンタープライズ、公共、個人向けにクラウドソリューション、セキュリティソリューション等の提供を行う。通信領域は生産性向上推進。ソフトバンクによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/07/02
6740 東証プライム
20
11/29 15:30
+1(5.26%)
時価総額 77,608百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も。eLEAP、HMO、メタバースなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/20
6807 東証プライム
2,607
11/29 15:30
-19(-0.72%)
時価総額 183,280百万円
NEC系のコネクタメーカー。携帯機器、自動車向け売上比率が高い。ユーザー・インターフェース・ソリューション、加速度計、ジャイロ等も手掛ける。26.3期売上2600億円目標。コネクタは新市場・顧客開拓図る。 記:2024/08/27
8035 東証プライム
23,310
11/29 15:30
-430(-1.81%)
時価総額 10,993,765百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
51,110
11/29 15:30
+10(0.02%)
時価総額 16,264,275百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25