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チヨダ、巴川製紙、東レなど

2016/10/5 16:18 FISCO
<3086> Jフロント 1432 +83大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は190億円で前年同期比12.5%減益、従来予想の218億円を下回る着地となった。また、通期予想は従来の500億円から450億円に下方修正。ただ、通期の下方修正数値はほぼ市場予想線上でネガティブインパクトは限定的。信用倍率は0.5倍台であり、悪材料出尽し感からの買戻しが優勢となる格好に。 <3402> 東レ 936.7 -38.3大幅反落。上半期営業利益は750億円前後と前年同期比横ばいの水準にとどまったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は780億円であったが、円高や世界的な景気の停滞が響く格好になった。市場予想は800億円前後で会社計画比上振れが期待されていたため、ネガティブなインパクトにつながっているもようだ。 <3878> 巴川製紙 283 +80ストップ高比例配分。金属と紙の機能を併せ持つ銅繊維シートを開発と発表している。銅素材100%のシートで、銅の導電性、放熱性と紙のような柔軟性、クッション性という特性を両立させたもの。IoTシーンを支える電子・電気機器製品などの設計・構造の変革につながる材料として、会社側では期待しているようだ。 <6501> 日立製 502.4 +30大幅続伸。グループの工具事業と半導体製造装置事業を売却することで調整に入ったと報じられている。売却総額は1000億円超になる見通しとされている。グループ再編を積極的に進めている企業と位置づけられているなか、一段の選択と集中を進めることをポジティブに評価。戦略に沿った再編の動きとも捉えられている。なお、前日も一部で日立国際の売却報道が伝わり買い優勢となっていた。 <9983> ファストリ 33940 +450買い先行。前日に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比3.4%減、2ヶ月連続での前年割れとなる。ただ、天候不順などの影響で、他の衣料品各社も9月は厳しい状況となっており、懸念されたほどの落ち込みではない印象。また、JPモルガン証券では投資判断を「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も40000円に引き上げ。業績はV字回復の可能性が高いと指摘。 <8185> チヨダ 2336 -184大幅安。前日に業績予想の下方修正を発表している。営業利益は上半期が従来予想の62.5億円から44.2億円に、通期では108.6億円から76億円に減額修正。婦人靴を中心とした販売の伸び悩み、在庫水準適正化に向けた値引き販売の増加による利益率の低下などが背景に。第1四半期減益決算から下振れ懸念はあったが、一転しての減益見通しにネガティブなインパクト。 <8252> 丸井G 1422 +67大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「ニュートラル」に格上げ、目標株価は1420円から1470円に引き上げている。株価の下落でターゲットプライス達成したほか、懸念要因であった利息返還損失引当金の計上によるバランスシート毀損リスクが、不動産売却による特別利益計上で後退した点も評価材料としている。 <7272> ヤマハ発 2157 +88大幅続伸。二輪車の生産・開発でホンダと提携すると報じられている。50cc二輪をホンダからのOEM調達に切り替える検討に入ったほか、宅配用の新型モデルなどは共同開発していくようだ。国内二輪市場に対する危機感の表れとみられている。みずほ証券では、報道どおりの提携が実現すれば、同社にとっては成長分野に経営資源を振り向けることが可能になると評価。 《XH》
関連銘柄 8件
1,719
11/22 15:30
+12.5(0.73%)
時価総額 465,103百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコ等も傘下に収める。百貨店事業が主力。SC事業、デベロッパー事業、決済・金融事業も。27.2期ROE8%以上目標。心斎橋店などはインバウンド売上が好調。 記:2024/10/24
3402 東証プライム
935
11/22 15:30
+13.1(1.42%)
時価総額 1,525,435百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3878 東証スタンダード
721
11/22 15:30
-6(-0.83%)
時価総額 7,490百万円
1914年創業の高機能性材料メーカー。電気絶縁紙を初めて国産化。現在はトナーや半導体実装用テープ、光学フィルム、カード製造等を手掛ける。半導体製造装置向け新製品「フレキシブル面状ヒーター」は引き合い多い。 記:2024/06/25
6501 東証プライム
3,821
11/22 15:30
+71(1.89%)
時価総額 17,716,330百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
7272 東証プライム
1,335.5
11/22 15:30
-1(-0.07%)
時価総額 1,403,146百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
8185 東証プライム
1,375
11/22 15:30
+11(0.81%)
時価総額 53,089百万円
靴専門店「シュープラザ」や「東京靴流通センター」などを全国展開。店舗数は880店舗超。カジュアル衣料品店を展開するマックハウスを傘下に収める。セダークレストが主力PBブランド。販売チャネルの拡大推進。 記:2024/08/12
8252 東証プライム
2,418
11/22 15:30
+22.5(0.94%)
時価総額 504,540百万円
商業施設の賃貸・運営管理等を行う小売事業、エポスカードのクレジットカード業務等を行うフィンテック事業が柱。1931年創業。DOE8%程度目安。エポスカードの会員数は750万人超。分割・リボ取扱高は拡大。 記:2024/07/29
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(1.13%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25