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ケミプロ化成、セ硝子、国際帝石など

2016/2/24 16:35 FISCO
<7261> マツダ 1567.5 -41下げ目立つ。為替市場での円高進行が売り材料視されているが、とりわけ、欧州市場のウェイトが高いことからユーロ・円の下落が響く格好になっている。英国のEU離脱問題次第では、一段のユーロ安なども警戒される形に。また、SMBC日興証券では業績予想を下方修正して、目標株価を3100円から2500円に引き下げ。為替前提は、1ドル=120円→110円、1ユーロ=130円→125円とし、来期は営業減益の予想としている。 <6841> 横河電機 1062 -74下げ目立つ。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーパフォーム」に格下げしている。目標株価も1700円から1000円に引き下げている。同社が依存するダウンストリーム市場のピークアウト、月次受注のマイナス幅拡大への懸念、英KBC社買収に伴うエクイティ・ファイナンスの実施懸念、来期業績の減益転落懸念などを格下げの背景としているようだ。 <3778> さくらインター 1782 +67買い優勢。金融庁では、仮想通貨を「貨幣の機能」を持つと認定することで、決済手段や法定通貨との交換に使えると位置づけるもようと報じられている。仮想通貨市場、並びに、フィンテック市場拡大の確度があらためて高まる状況にもなっている。フィンテック関連の代表銘柄の一角と位置づけられている同社などには、短期資金の関心が向かう格好に。 <1605> 国際帝石 821.4 -10.9反落で安値更新。原油市況の下落が嫌気されている。イラン石油相はサウジアラビアやロシアなどによる産油量水準の現行維持提案について非現実的な要求とコメント、昨日の原油市況は5%弱の下落となっている。過度な先行き懸念が後退していた原油市況であったが、あらためて不透明感が強まる状況となり、原油安デメリットが大きい同社の売り材料に。 <4960> ケミプロ化成 189 +19賑わう。日本の素材メーカーが相次いで有機EL部材市場に参入するといった報道が伝わっておる。今後の有機EL市場の拡大があらためて想定される状況になっており、関連の材料株として短期資金の関心が向かう格好にも。同社は、発光材料・電子輸送材料・正孔輸送材料などの有機EL材料を手掛けているとみられている。 <6986> 双葉電子 1387 -152下げ目立つ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「オーバーウェイト」継続も、目標株価を1870円から1850円に引き下げている。VFD需要の減速などを受けて、今期営業利益は15億円に下方修正、会社計画の17億円を下振れると見ているようだ。来期以降も為替円高の影響を考慮して下方修正しているもよう。 <4044> セ硝子 620 +49強い動きが目立つ。東海東京証券ではレーティング「アウトパフォーム」継続で、目標株価を770円から810円に引き上げているもよう。特段の悪材料が見受けられない中での株価急落は好調な業績を反映しておらず、現在のバリュエーションは割安と指摘している。ガラス事業の収益改善で業績予想を上方修正、来期は中国新設の電解液増販分が利益寄与するとも想定へ。 <6310> 井関農機 193 +9続伸。いちよし証券に続いて、岩井コスモ証券での高評価も観測され、アナリスト評価の高まりを手掛かりにする展開へ。岩井コスモ証券では、構造的に収益が改善局面に入ったと見ているほか、TPP発動や食料自給率の向上は農業機械の販売促進につながるとしており、投資判断は新規に「A」、目標株価は250円としている。 《XH》
関連銘柄 8件
1605 東証プライム
1,976
11/26 15:30
-42.5(-2.11%)
時価総額 2,488,053百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
3778 東証プライム
4,910
11/26 15:30
-40(-0.81%)
時価総額 205,685百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
4044 東証プライム
3,335
11/26 15:30
+55(1.68%)
時価総額 86,710百万円
電子材料や医療化学品などを手掛ける化成品事業、建築用・自動車用ガラスなどを手掛けるガラス事業を展開。パターン倒壊防止剤、吸入麻酔薬で世界トップシェア。25.3期は半導体特殊ガス製品の販売増を見込む。 記:2024/07/01
4960 東証スタンダード
296
11/26 15:30
-7(-2.31%)
時価総額 4,921百万円
紫外線吸収剤を主力とする化学メーカー。酸化防止剤や有機EL材料、防錆剤等の化学品、防蟻薬剤中心のホーム産業事業も。BASFジャパンが主要取引先。紫外線吸収剤の販売強化図る。27.3期売上高110億円目標。 記:2024/06/18
6310 東証プライム
960
11/26 15:30
-14(-1.44%)
時価総額 22,066百万円
老舗農業機械メーカー。1926年に愛媛県松山市で創業。トラクタ、耕うん機等の整地用機械が主力。田植機、コンバイン、芝刈機などの製造・販売も。国内では畑作市場などへ経営資源集中。海外は事業拡大の加速図る。 記:2024/08/09
6841 東証プライム
3,447
11/26 15:30
-75(-2.13%)
時価総額 925,950百万円
生産制御システム、流量計、差圧・圧力伝送器等の制御事業が主力。1915年創立。波形測定器、光通信関連測定器等の測定器事業も。分散形制御システムに強み。マテリアル部門は化学、マイニングの顧客基盤拡大図る。 記:2024/10/10
6986 東証プライム
465
11/26 15:30
-8(-1.69%)
時価総額 19,729百万円
タッチセンサーや産業用ラジコン機器などの電子デバイス関連、金型用器材などの生産器材を手掛ける。ホビーラジコンのプロポで世界シェアトップクラス。ドローン関連製品は実証実験、サービス事業への領域拡大図る。 記:2024/06/29
7261 東証プライム
999.9
11/26 15:30
-1.1(-0.11%)
時価総額 631,741百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30