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小野薬品、シャープ、シャープなど

2016/1/21 16:36 FISCO
<6981> 村田製 13835 +65反発。電子部品大手の10-12月期受注額は前年同期比横ばい近くになり、急減速の形になったもようと報じられている。最大の出荷先である中国での電機製品の生産の勢いが鈍っていることが背景。同社も1ケタ台後半の伸びにとどまったようだ。ただ、ここまでの株価下落で受注の失速状態は強く織り込まれており、短期的なアク抜け感などにもつながる格好へ。 <5214> 日本電気硝子 554 +20買い優勢。JPモルガン証券(JPM)では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に、一気に2段階格上げしている。目標株価も550円から700円に引き上げ。低い燃料価格、低水準のテレビ在庫、パネルに対して強まる価格交渉力、ガラス繊維の堅調な成長などを注目ポイントとして挙げている。なお、JPMでは旭硝子も買い推奨に格上げしているもよう。 <6506> 安川電機 1267 -110売り先行。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は272億円で前年同期比23%増益、ほぼ市場想定どおりでの着地となった。一方、通期予想は従来の365億円から355億円に下方修正、市場予想は会社計画並みの水準であったため、ネガティブに捉える動きが先行する格好のようだ。ACサーボ等の低迷や円高が業績下振れの背景のもよう。事業環境の悪化は意識されていたとみられるが、上半期が大幅な上振れで着地していたことから、下方修正は避けられるとの見方などもあったようだ。 <6753> シャープ 128 +7一時30円高まで急伸。海外紙において、フォックスコンが同社の買収で53億ドルを提示と伝わったことが材料視されているもよう。先には、一部報道で買収提案額を7000億円規模に引き上げるとも伝わっていたが、あらためて短期資金の物色材料へとつながっているようだ。また、フォックスコンでは経営陣後退を求めない方針などともされ、これまでと比べ、実現性が高まってきたのではといった見方も。 <1333> マルハニチロ 1976 +58しっかり。4-12月期経常利益は155億円前後になり、前年同期比3割増になったもようとの観測報道が伝わっている。値上げ効果による冷凍食品の採算改善、海外子会社の収益寄与などが好業績の背景のもよう。上半期実績では同12%増益にとどまっており、足元での収益拡大は想定以上といった見方が優勢に。 <4528> 小野薬品 17830 +380反発。SMBC日興証券では投資評価「1」継続で、目標株価を17000円から23000円に引き上げている。オプジーボの世界売上見通しを増額修正したことから、16.3期以降の業績予想を増額修正、オプジーボを成長ドライバーにして、今後6年間の営業利益の年平均成長率を約50%と予想しているようだ。なお、オプジーボが厚生労働省の公表した再算定品目に該当しなかったことも安心感に。 <6183> ベルシステム 1263 +34買い優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を新規に「オーバーウェイト」、目標株価を1700円としている。IPO後の低迷により同業比で株価の割安感が強いこと、コールセンター市場拡大に加え伊藤忠グループとのシナジーにより、来期以降中期的に2ケタ成長が期待できることなどを高評価の背景に。17.2期営業利益は115億円、前期比28%増を予想。 <8035> 東京エレク 6684 +68反発。本日は同社のほか、スクリーン<7735>やアドバンテスト<6857>など半導体製造装置大手の相対的に堅調な動きが目立っている。前日発表された日本の12月半導体製造装置BBレシオが1.20となり、6ヶ月ぶりに1を上回る水準になっていることを材料視する声もあるようだ。TSMCやインテルの今年の設備投資計画などもあらためてポジティブ視へ。 <6269> 三井海洋 1262 +6反発。16.12期年間配当金を前期推定比2.5円増の37.5円程度にする公算が大きいと伝わっている。業績改善に伴い株主還元も強化する方針だが、これで12期連続での増配となるもよう。積極的な株主還元策を評価する流れに。足元では原油安を嫌気して調整幅も広がっていたため、リバウンド期待なども高まりやすいようだ。 《XH》
関連銘柄 11件
1333 東証プライム
2,986.5
11/27 15:30
-67.5(-2.21%)
時価総額 151,054百万円
水産国内最大手。2007年にマルハ、ニチロが経営統合。水産物の輸出入・販売・養殖のほか、冷凍食品等の加工食品事業、食材流通事業等も。紀文食品と資本業務提携。中計では28.3期営業利益310億円以上目標。 記:2024/06/13
4528 東証プライム
1,714
11/27 15:30
-18(-1.04%)
時価総額 854,760百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
5214 東証プライム
3,400
11/27 15:30
-25(-0.73%)
時価総額 338,378百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。28.12期売上高4000億円目標。高付加価値製品の開発、事業化推進。 記:2024/10/20
1,253
11/27 15:30
-26(-2.03%)
時価総額 92,413百万円
国内コンタクトセンター大手。カスタマーサポートやセールスサポート、BPO等のCRM事業が主力。伊藤忠商事が筆頭株主。通信系企業との取引比率が高い。配当性向50%目標。基礎業務のクライアント数は順調に拡大。 記:2024/07/02
6269 東証プライム
3,195
11/27 15:30
±0(0%)
時価総額 218,362百万円
浮体式海洋石油・ガス生産設備の設計、建造、据付などを行う。オペレーション&メンテナンス等も。超大水深大型プロジェクトに強み。商船三井が筆頭株主。24年6月にWoodside社向けFPSOの原油生産を開始。 記:2024/08/29
6506 東証プライム
4,010
11/27 15:30
-111(-2.69%)
時価総額 1,069,427百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6753 東証プライム
986.1
11/27 15:30
-23.4(-2.32%)
時価総額 641,366百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6857 東証プライム
8,506
11/27 15:30
-328(-3.71%)
時価総額 6,516,795百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6981 東証プライム
2,508.5
11/27 15:30
-17(-0.67%)
時価総額 4,993,453百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
8,974
11/27 15:30
+82(0.92%)
時価総額 911,669百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
22,240
11/27 15:30
-410(-1.81%)
時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07