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久光製薬、雪印メグ、アスクルなど

2015/12/4 16:51 FISCO
<1332> 日本水産 438 +11しっかり。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げしており、買い材料視される格好になっている。目標株価は500円と設定しているようだ。従来は魚価による業績のボラティリティの高さをディスカウント要因として考慮していたが、収益基盤が安定している食品事業の利益構成比が高まったことで、適用するPER水準を引き上げたもよう。 <4996> クミアイ化学 1097 +43買い先行。前日に発表した業績予想の上方修正が好感される。前10月期経常利益は従来予想の49億円から80億円にまで増額修正している。イハラケミカルの持分法適用関連会社化に伴う投資利益約26億円を営業外収益として計上したことが上振れの背景に。一過性要因が大きいと見られるが、上半期は期初計画を下回った営業利益も上振れ着地となっており、本業の順調推移なども評価対象に。 海運セクター業種別下落率トップ。野村證券では、大手3社の投資判断を一斉に「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。景況感減速によって需給改善期待が後退、業績予想を下方修正しているようだ。各社ともに17.3期は経常2ケタ減益見通しとしている。バルチック指数が3%近く下落していることなどもマイナス材料に。 <6702> 富士通 646.6 +14.7逆行高。東芝やVAIOとPC事業の統合検討に入ったと報じられている。パソコン事業のリストラ自体は既定路線であるが、事業の選択と集中にむけた動きの表面化としてポジティブに捉えられているもよう。ITサービス事業の競争力強化につながる可能性などを評価へ。また、同報道とは別に、メリルリンチ日本証券では投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に格上げ、悪材料出尽しによる局面の変化は近いと指摘。 <2678> アスクル 4925 -265大幅続落。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の36億円から44億円に上方修正している。BtoB事業、LOHACO事業が想定以上に拡大しているもよう。ただ、第1四半期実績が29.2億円であったこと、足元の月次好調が確認されていたことなどを背景に、修正幅にはサプライズが乏しく短期的な出尽し感につながる格好となっているようだ。 <4530> 久光製薬 5020 -280売り先行。医療費の抑制策として、医師が処方する湿布を制限することなどが明らかになったと伝わっている。1回当たりの枚数に制限を設けるほか、必要性が低い患者への処方を公的保険の対象から外す案などもあるようだ。方向性は定まっていたと見られるが、「サロンパス」や「サロンシップ」など貼付薬のリーディングカンパニーとなる同社には影響懸念も優勢に。 <6071> IBJ 1745 +71買い先行。12月31日を基準に1:3の株式分割を実施すると発表している。最低売買単価の低下に伴い、一段の流動性向上などが期待される状況となっているもよう。婚活を支援する政策期待などが足元では高まってきていることもあり、個人投資家の注目度が高まってきていることも分割効果をより期待させる流れに。 <2270> 雪印メグ 3045 +130堅調。みずほ証券では投資判断「買い」継続で、目標株価を2830円から3790円にまで引き上げている。今期営業利益は132億円から145億円に上方修正、会社計画の120億円を大きく上回るとみているようだ。新発売の機能性表示食品「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト」が好調なほか、家飲み需要の増加でプロセスチーズやナチュラルチーズもおつまみ用として順調な推移となっているもよう。 <6758> ソニー 3091 -76海外株安や為替の円高など、外部環境の悪化に伴う地合い悪化に押される格好となっているが、みずほ証券では投資判断を「買い」で再開、目標株価を4200円と設定している。各事業担当のトップは過去最強と言える布陣になったとしているほか、経営戦略も資本・資源配分にメリハリがあると評価。尻上がりの業績改善が想定される18.3期に向けた成長を買いたいとしている。 《XH》
関連銘柄 8件
1332 東証プライム
909.9
11/27 15:30
-10.1(-1.1%)
時価総額 284,280百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
2270 東証プライム
2,704
11/27 15:30
-33(-1.21%)
時価総額 191,313百万円
乳業メーカー大手。国内シェア首位のバターやマーガリンに強み。国産チーズや機能性ヨーグルトを強化中。乳製品は「さけるチーズ」など堅調。飲料・デザート類の価格改定が進展。人件費や原材料高重し。海外進出も積極化。 記:2024/08/03
2678 東証プライム
1,842
11/27 15:30
-7(-0.38%)
時価総額 179,630百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
4530 東証プライム
4,244
11/27 15:30
-4(-0.09%)
時価総額 361,440百万円
経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」等の医療用医薬品、消炎鎮痛剤「サロンパス」等の一般用医薬品を手掛ける。1847年創業。鎮痛消炎貼付剤に強み。重点地域へのリソース集中などサロンパスの海外展開に注力。 記:2024/08/19
4996 東証プライム
788
11/27 15:30
-17(-2.11%)
時価総額 104,950百万円
全農系農薬メーカー。除草剤や殺菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤等を手掛ける。水稲一発処理除草剤で国内トップシェア。化成品事業、印刷事業等も展開。配当性向30%以上目標。エフィーダ、ディザルタの拡販図る。 記:2024/09/02
6071 東証プライム
625
11/27 15:30
-2(-0.32%)
時価総額 26,250百万円
大手婚活サービス会社。結婚相談所「IBJメンバーズ」などの結婚相談所事業が主力。婚活・恋活マッチングアプリ、韓国語スクールの運営等も行う。加盟店含む結婚相談所数は4300超。直営店はオプション商品を拡充。 記:2024/08/29
6702 東証プライム
2,818.5
11/27 15:30
+74(2.7%)
時価総額 5,837,418百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6758 東証プライム
3,018
11/27 15:30
+35(1.17%)
時価総額 18,841,670百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29