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ミズノ、丸三証、ケイヒンなど

2015/3/23 16:51 FISCO
<4523> エーザイ 8748 +1500ストップ高で34万株超の買いを残す。バイオジェン・アイデックがアルツハイマー型認知症治療剤のフェーズ1試験結果を公表、予想以上に良好なものであったことから、米国市場で株価は大幅な上昇となっている。同薬の開発と販売のオプション権を持っている同社にも、期待感が先行する流れになっているようだ。バークレイズではこの結果を受けて、投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も5500円から11800円に引き上げている。 <7735> SCREENホールディングス 966 +60連日で昨年来高値更新。今期末の配当金を従来の5円から7円に引き上げると発表している。前期実績からは4円の増配となる。また、来期からは「連結総還元性向」で25%を目標としていく方針。増配に加えて自社株買いなども検討していくもよう。野村では、会社の体質変化に対する期待度が上昇するとして、投資判断を「バイ」に格上げ、目標株価を1028円にまで引き上げているようだ。 <8267> イオン 1340.0 +63.5堅調。前2月期経常利益は1500億円程度になり、前期比15%減少したもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は2000-2100億円であったが、一転して2期連続での減益となっている。ただ、第3四半期までの実績から下振れは想定線、市場予想は1370億円程度であり、コンセンサスは上回る状況に。短期的な悪材料出尽くし感とも受け止められる形のようだ。 <2766> JWD 543 +80ストップ高。66万株超の買いを残す。米投資ファンドのベインキャピタルが全株取得を目指してTOBを実施すると伝わっている。ベインは同社社長と共同で新会社を設立、同設立会社が買い付けを実施する。TOB価格は580円で先週末終値からは25%のプレミアム、会社側ではTOBに関して賛同の意を表明、TOB価格に完全鞘寄せを目指す動きとなっている。今期業績予想は下方修正で最終赤字見通しなど、業績面での先行き不透明感もこれまで強い状況であった。 <8584> ジャックス 652 +37買い優勢。先週末に中期経営計画を発表している。数値目標としては、最終年度の18.3期に経常利益200億円、ROE9%以上などを目指すとしている。今期経常利益は132億円の見通しであり、中期的な収益向上に対する期待感などが高まる状況と見られる。重点方針としている三菱UFJFGグループ企業との連携効果など期待も。 <8022> ミズノ 666 +44しっかり。「ミライ」向けに炭素繊維部材を増産すると報じられている。今年秋をメドに、高圧水素タンクの補強材の生産能力を3倍にする計画へ。今後の燃料電池車の普及拡大によるメリット期待を高める動きに。なお、非スポーツ分野においては、ミライなどFCV向け以外にも、水素スタンドや産業用ロボットなどでも需要を見込んでいるようだ。 <8613> 丸三証 1485 +95大幅続伸。権利付き最終売買日を今週の26日に控えて、あらためて高利回り銘柄として関心が高まる状況にもなっているようだ。大幅な増配発表で先週は急伸したものの、依然として配当利回りは5.7%台と上場銘柄ではトップクラスの水準にある。本日は全般的に高利回り銘柄の堅調な動きも目立っている。 <9312> ケイヒン 213 -8軟調。先週末に業績予想の修正を発表、営業利益は従来の13億円から18億円に上方修正も、最終利益は7億円から3億円に下方修正している。貨物取扱いが堅調で本業ベースでは上方修正だが、第3四半期時点で通期予想は上振れていたため、ポジティブなインパクトは限定的。一方、子会社の固定資産について減損損失を計上、最終利益の下振れはストレートにマイナス視されている。 <8697> JPX 3670 +115後場一段高に。前引け後に業績予想の上方修正を発表。通期営業利益は従来予想の425億円から490億円に増額修正、年間配当金も44円から50円に引き上げへ。上方修正した営業利益の水準は市場予想並みの水準でインパクトは限定的であるが、年間配当金の増配は今年に入って2回目であり、株主還元に対する意識の高まりとして注目される格好にも。 <3382> 7&IHD 5102 +8しっかり。モルガン・スタンレー(MS)では、コンビニ業界のカバレッジを「インライン」で開始しており、同社をトップピックと位置づけ、大手3社の中で唯一「オーバーウェイト」推奨としている。目標株価は5700円に設定のようだ。食品流通支配という川上志向と強靭な加盟店地盤に独自性があり、これが優位性につながっていると指摘。また、北米のオムニチャネル成功企業とも共通項があり、先行評価も可能であるとしているようだ。 《FA》
関連銘柄 10件
2766 東証2部
577
9/3 15:00
±0(0%)
時価総額 9,692百万円
風力発電所の開発から建設、発電までをトータルでサポート。風力発電事業を行う事業会社への出資も行う。借入金返済などで金融支援受ける。社長やベインキャピタル出資企業が出資、再建へ向けMBOで株式非公開化へ。 記:2015/07/01
2,553
11/26 15:30
+5(0.2%)
時価総額 6,649,431百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4523 東証プライム
4,619
11/26 15:30
-34(-0.73%)
時価総額 1,369,843百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
8,892
11/26 15:30
-260(-2.84%)
時価総額 903,338百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8022 東証プライム
7,720
11/26 15:30
+130(1.71%)
時価総額 205,182百万円
総合スポーツメーカー大手。1906年創業。野球用品やゴルフ用品、競泳水着に強み。スポーツ施設の運営等も。同社製人工芝は「台北ドーム」 などで実績。フットボールに注力。ライフスタイルシューズは成長加速。 記:2024/06/29
8267 東証プライム
3,557
11/26 15:30
+12(0.34%)
時価総額 3,101,437百万円
流通大手。総合スーパーを軸に、食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを手掛ける。アセアンなどアジアでも事業展開。GMS事業では食品PB中心に低価格戦略実施。SM事業では地域オリジナル商品を拡充。 記:2024/10/24
8584 東証プライム
3,750
11/26 15:30
-10(-0.27%)
時価総額 131,546百万円
MUFGグループの大手信販会社。クレジットカードや家賃保証、集金代行等を手掛けるカード・ペイメント事業が主力。オートローン、ローン保証等も。配当性向35%目標。国内事業における収益基盤の拡充図る。 記:2024/08/27
8613 東証プライム
980
11/26 15:30
-8(-0.81%)
時価総額 66,050百万円
独立系の中堅証券会社。1910年創業。地域密着の対面営業に強み。日本株と投信販売に集中。配当性向50%以上目安。株式投資信託残高は1兆円突破。ファンドラップ事業、引受主幹事案件の獲得拡大などに注力。 記:2024/06/17
8697 東証プライム
1,782.5
11/26 15:30
-17.5(-0.97%)
時価総額 1,861,960百万円
東京証券取引所グループ、大阪証券取引所の経営統合で2013年に誕生。東京商品取引所、日本証券クリアリング機構なども傘下に持つ。配当性向60%程度目標。金利関連デリバティブの利便性向上、流動性の強化図る。 記:2024/08/01
9312 東証スタンダード
1,941
11/26 15:30
-16(-0.82%)
時価総額 12,686百万円
独立系の総合物流企業。倉庫・物流センターや通販物流等の国内物流事業、海上貨物輸送や輸出車輌取扱等の国際物流事業を手掛ける。高機能施設の拡充で食品等の取扱い拡大に注力。国内物流事業の収益力向上を図る。 記:2024/06/25