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アクリーティブ、電源開発、日立製など

2015/2/18 16:35 FISCO
<5108> ブリヂストン 4660.5 +76.5買い先行。前日に12月期の決算を発表している。前期営業利益は4780億円で前期比9%増益、従来予想の4750億円は上回る着地に。今期は5190億円で同9%増益予想となっている。コンセンサスは実績が4850億円、今期が5400億円レベルであり、ともに下回ってはいるものの、とりわけ、ガイダンスリスクが大きい銘柄でもあるため、ネガティブインパクトの乏しい見通し発表で安心感が強まる形のようだ。また、増配による配当性向の引き上げなど株主還元策の強化に対しても評価の声が高いようだ。 <4003> コープケミカル 110 -32急落。前日は片倉チッカリン<4031>との合併報道が伝わって急伸していたが、本日は一転して見切り売りが優勢の展開に。第三者割り当て増資実施による株式価値の希薄化、並びに、片倉チッカリンとの合併比率などが売り材料になっている。割当増資は払込金額107円で発行済み株式数の59.38%の規模となる。一方、合併比率は1:0.275、割当増資による希薄化などを考慮せず、前日の片倉チッカリンの終値320円をベースとすると、理論株価は88円になり、同社にとって大きなディスプレミアムとなっている。 <9076> セイノーHD 1285 +41買い先行。発行済み株式数の3.02%に当たる600万株を上限とした自己株式の取得を発表、取得期間は3月2日から5月29日まで、需給改善への期待が先行する格好のようだ。11月に発表した600万株上限の自社株買いは1月末時点で取得実績ゼロとなっているが、あらためて株価の下支え材料として期待が先行へ。また、モルガン・スタンレー(MS)では業績予想の上方修正に伴い、目標株価を1600円まで引き上げている。 <8423> アクリーティブ 301 +80ストップ高と急伸。小売店のレジにおける外国通貨での直接清算を可能にする国内初の「外貨によるレジ精算サービス」の提供を開始と発表、インバウンド関連として注目度の高まる展開になっているようだ。訪日外国人数が拡大するなか、小売事業者や観光産業などからの需要拡大が期待される状況に。 <9513> 電源開発 4050 -440大幅安。1303万1500株の公募増資、並びに、1651万8500株の自己株式処分による売り出しなどを発表している。調達資金は石炭火力発電所の建設や設備更新などに充てるもよう。公募売出の株数は、自己株式を除いた発行済み株式数に対して最大で22%程度の規模になるなど、株式価値の希薄化が嫌気される格好に。なお、自己株式の処分に関しては、実施の可能性は十分に認識されてはいたとみられる。 <6501> 日立製 819.6 +39.4強い動き。前場から買い先行となっていたが、後場からも一段高の展開に。特段の材料は見当たらず、NEC<6701>なども後場から強い動きになっていることから、需給要因が主因との見方が多いもよう。全般的にリバランス売買が中心となっている中、出遅れ銘柄としてリターンリバーサルの流れに乗っているようだ。同社も第3四半期決算発表後は大きく調整した銘柄の一つである。 <4612> 日本ペイント 3985 +250上げ目立つ。初の4000円台乗せに。特に目立った材料は観測されていないが、直近では、インドの塗料メーカー大手がエチオピアの同業の買収などを発表しており、業界再編への思惑などを高める声もあるようだ。同社に関しては、シンガポール塗料大手のウットラムが大株主になっており、再編思惑などが波及しやすいもよう。なお、本日は関西ペイント<4613>なども買い優勢の展開に。 <5201> 旭硝子 720 +9しっかり。野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価も570円から870円に引き上げている。投資の成果とエネルギーコストの削減による業績拡大を予想、16.12期営業利益は700億円から850億円に増額修正しているもよう。インドネシアの化学品、国内の医農薬、中国の自動車ガラスなど、事業構造転換を目指して投資してきた案件の業績寄与が来年頃から本格化すると想定している。 <9532> 大ガス 470.7 -3.2さえない。メリルリンチ(ML)では投資判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に2段階格下げしている。電力事業と海外事業の利益成長を評価してきたが、原油価格の下落は想定以上のマイナス影響につながるとの見方。株価パフォーマンスはセクター内で相対的に劣ると判断しているもよう。また、利益成長の鈍化で、株主還元の一層拡充は困難になるとも指摘している。 <7270> 富士重 3994 -0.5さえない。UBSでは投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、マイナス材料視されている。目標株価も5300円から4100円に引き下げへ。15年度上期に利益率はピークを迎え、サステイナブルな水準へ低下する局面が近いと判断しているもよう。自動車業界全体の環境は悪化、わずかなネガティブ要因にも株価が反応するリスクは高まっていると指摘。絶好調のファンダメンタルが続く局面でウェイト削減を推奨と。 《FA》
関連銘柄 13件
4003 東証1部
69
9/25 15:00
+2(2.99%)
時価総額 6,158百万円
肥料事業をメインに、工業用リン酸、リン酸カルシウム等の化成品事業、合成雲母、合成スメクタイトなどを手掛ける。片倉チッカリン社との経営統合について株主総会で承認される。16.3期2Qは増収、利益は大幅増益。 記:2015/11/26
4031 東証スタンダード
953
11/27 15:30
-6(-0.63%)
時価総額 9,684百万円
大手肥料メーカー。片倉チッカリン、コープケミカルの経営統合で誕生。化成肥料や配合肥料などの肥料事業を展開。工業用・食添用リン酸などの化学品事業も。無機素材では食品包装フィルム用合成マイカの本格展開図る。 記:2024/08/26
996.8
11/27 15:30
-8.2(-0.82%)
時価総額 2,362,926百万円
1881年創業の塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。ブランド力などが強み。日本では製品値上げの浸透が進む。塗料周辺事業の強化などに取り組む。 記:2024/10/24
4613 東証プライム
2,106
11/27 15:30
-48(-2.23%)
時価総額 393,694百万円
1918年創業の総合塗料メーカー。自動車、自動車補修向けで国内トップシェア。建築用塗料、船舶用塗料、家庭用塗料等も手掛ける。グローバル供給力などが強み。日本は商品ミックスの改善、原価低減などに取り組む。 記:2024/10/11
5108 東証プライム
5,296
11/27 15:30
-76(-1.41%)
時価総額 3,779,745百万円
世界的なタイヤメーカー。1931年創業。生産拠点数は国内外で100超。化工品事業、スポーツ・サイクル事業等も手掛ける。海外売上比率は7割超。乗用車用プレミアムタイヤの拡販などで販売ミックスの改善図る。 記:2024/08/10
5201 東証プライム
4,580
11/27 15:30
-70(-1.51%)
時価総額 995,852百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
6501 東証プライム
3,735
11/27 15:30
+23(0.62%)
時価総額 17,317,585百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
12,435
11/27 15:30
-30(-0.24%)
時価総額 3,392,890百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
7270 東証プライム
2,443
11/27 15:30
-58.5(-2.34%)
時価総額 1,841,783百万円
1917年創業の中堅自動車メーカー。北米の販売台数比率が高い。トヨタと資本業務提携。アイサイトなどに特徴。航空機の中央翼などの製造を行う航空宇宙事業も手掛ける。28年、米国でBEV販売40万台目標。 記:2024/10/10
8423 東証1部
415
1/31 15:00
+1(0.24%)
時価総額 18,023百万円
売掛債権の早期買取サービス、支払い業務等のアウトソーシング、オーダーメイドの金融サービスが三本柱。業種別債権取扱高は小売・卸売が主力。19.3期2Qは債券取扱高堅調、営業収益は横ばいも人件費増で利益苦戦。 記:2018/12/29
2,469.5
11/27 15:30
-15(-0.6%)
時価総額 463,476百万円
トラック運送大手。旧西濃運輸。「カンガルー便」で知名度。全国に輸送ネットワークを構築し、企業間物流に実績。自動車販売なども。自動車販売事業はメーカー不正問題で低調。輸送は堅調。日本郵便と共同運行へ連携。 記:2024/07/10
9513 東証プライム
2,537
11/27 15:30
-41(-1.59%)
時価総額 464,400百万円
電力会社への電力供給等を行う電力会社。大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所等を手掛ける。風力発電所の建設で国内トップレベルの実績。中期経営計画では27.3期経常利益900億円程度、ROE5%程度目標。 記:2024/06/04
9532 東証プライム
3,212
11/27 15:30
-22(-0.68%)
時価総額 1,316,637百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13