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決算を手掛かりとした個別物色のほか、短期的にはハイテク株のリバウンド狙い

2023/5/9 8:29 FISCO
*08:29JST 決算を手掛かりとした個別物色のほか、短期的にはハイテク株のリバウンド狙い  9日の日本株市場は、やや買い優勢となるものの、買い一巡後はこう着感が強まりそうだ。8日の米国市場はNYダウが55ドル安だった一方で、ナスダックは21ポイント高とまちまちの展開。米地銀株への買戻しが継続したことが安心感につながったが、FRB銀行融資担当者調査で融資基準が一段と厳格化されたことやビジネス融資需要の弱さが証明され、相場の重荷となった。また、債務不履行リスクを警戒した売りも警戒された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円高の29050円。円相場は1ドル135円00銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まろう。米地銀株への買いが継続したことから、安心感につながるものの、米連邦債務上限問題への警戒や米消費者物価指数(CPI)などの重要インフレ指標の発表を控えているなかでは、積極的な売買は手控えられそうだ。また、決算発表がピークを迎えるなか、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まるだろう。日経225先物は29000円を挟んだこう着のなか、終値では29000円を上回ったことから、同水準での底堅さは意識されそうだが、リバウンド機運は高まりづらいところである。  もっとも、米地銀株の上昇のほか、エヌビディアなど半導体株の一角が買われており、売り仕掛け的な動きに対しては、その後のリバウンドを狙ったスタンスに向かわせよう。ナスダックは連日で年初来高値を更新していることから、軟調な推移が続いている値がさハイテク株についても、次第に売り込みづらくさせてきそうである。短期的とはいえ、ハイテク株へのリバウンド狙いの動きが意識されよう。TSMCは時間外取引で5%近く上昇していることも材料視されそうだ。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が底堅い値動きを見せてくるようだと、日経平均の29000円固めも意識されやすく、センチメント改善に向かわせよう。  物色についてはハイテク株のリバウンド狙いのほか、米地銀株の上昇を手掛かりとした金融セクターに注目。また、前日の引け後に決算を発表したところでは、ワークマン<7564>、大瓦斯<9532>、JFE<5411>、ヒロセ電<6806>、岩崎電<6924>、キッセイ薬<4547>、スパークスG<8739>、スパバック<3945>、CEHD<4320>、AOKIHD<8214>、セルシス<3663>、林兼産<2286>、グリムス<3150>、共同紙<9849>などが注目される。 《AK》
関連銘柄 14件
2286 東証スタンダード
571
4/26 15:00
-22(-3.71%)
時価総額 5,088百万円
食肉加工品メーカー。霧島黒豚を原料としたハムやソーセージ、惣菜に加え、魚肉ねり製品や機能性食品等を製造、販売。価格改定効果等により、食品事業は収益伸長。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/24
3150 東証プライム
2,061
4/26 15:00
+52(2.59%)
時価総額 48,415百万円
エネルギーサービス会社。事業者向けに太陽光発電システムやLED照明等の省エネ設備を販売。電力小売も。エネルギーコストソリューション事業は好調。小売電気事業は調達価格の低下で増益。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/02/24
3663 東証スタンダード
825
4/26 15:00
-8(-0.96%)
時価総額 29,924百万円
コンテンツ制作ソフトを開発・販売。コンテンツ流通ソリューションも。車載向けソフト開発ツールは譲渡。24.12期はコンテンツ制作ソフトの伸長を想定。セキュリティ強化に伴う一時費用も消えて営業最高益を見込む。 記:2024/02/15
3945 東証スタンダード
2,445
4/26 13:28
+6(0.25%)
時価総額 4,122百万円
紙製品メーカー。ペーパーバッグ、ポリ袋など包装製品でトップシェア。オリジナルパッケージの企画、デザインなども展開。大手スーパーやコンビニが主要顧客。角底袋、宅配袋、手提袋、紙器の好調で3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/28
4320 東証スタンダード
567
4/26 15:00
-33(-5.5%)
時価総額 8,660百万円
システム開発会社。電子カルテシステム「MI・RA・Is」を中心とした医療システム開発と受託システム開発を行う。ヘルスケアソリューション事業は売上堅調。電子カルテシステムの販売が順調。24.9期1Qは増収。 記:2024/02/23
4547 東証プライム
3,585
4/26 15:00
+50(1.41%)
時価総額 185,742百万円
製薬メーカー中堅。泌尿器分野や透析分野に強み。24.3期上期は柱の過活動膀胱薬に加え、多発血管炎薬や潰瘍性大腸炎薬が好伸。有証売却益なども寄与して計画を上回る収益改善に。通期計画を上方修正。連続増配予定。 記:2024/01/17
5411 東証プライム
2,336.5
4/26 15:00
+17.5(0.75%)
時価総額 1,435,634百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。鉄鋼事業は販売価格の改善やコスト削減等で増益確保。エンジニアリング事業は黒字転換。24.3期3Q累計は増益。 記:2024/02/25
6806 東証プライム
16,700
4/26 15:00
+40(0.24%)
時価総額 621,691百万円
コネクタが主力の電子部品メーカー。高周波信号をつなぐマイクロコネクタに強み。車載領域に注力。高付加価値新製品の販売強化図る。多極コネクタは売上伸び悩む。24.3期3Q累計は同軸コネクタが営業増益。 記:2024/03/31
6924 東証プライム
4,450
6/8 15:00
±0(0%)
時価総額 34,808百万円
LED照明灯や光応用機器を製造・販売。大型施設用照明に強み。MBO発表し、2月7日からTOB開始。買付価格は1株4460円。TOB成立ならば上場廃止に。23.3期3Q累計は照明事業で省エネ関連案件が増加。 記:2023/02/16
7564 東証スタンダード
3,900
4/26 15:00
-15(-0.38%)
時価総額 319,203百万円
建設現場・工場向けワークウェアや作業用品の大手専門店。女性向けや子供服、シューズ、雨具等も。1006店舗展開。27店舗の新規出店実施。PB商品の売上比率は上昇。新規出店効果等で24.3期3Qは増収。 記:2024/04/08
1,096
4/26 15:00
+4(0.37%)
時価総額 96,064百万円
大手紳士服販売店チェーン。量販店「AOKI」を全国展開する。婦人服も扱う。複合カフェやカラオケ等のエンタメやブライダルも手掛ける。今期3Q累計は2期連続の増収、増益。既存店が好調、通期予想を上回って推移。 記:2024/04/02
8739 東証プライム
1,846
4/26 15:00
+61(3.42%)
時価総額 77,375百万円
投資顧問会社。国内外の投資家に、投資信託委託や投資一任、投資助言、証券業務を行う。香港や韓国に資産運用会社。実物資産とプライベートエクイティに強みを持つ。今期3Q累計は上場株式にかかる成功報酬が増加した。 記:2024/03/03
9532 東証プライム
3,422
4/26 15:00
-8(-0.23%)
時価総額 1,425,879百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9849 東証スタンダード
4,950
4/26 0:00
±0(0%)
時価総額 3,638百万円
日本製紙グループの洋紙卸売会社。不動産賃貸、物流も。無借金経営。24.3期3Q累計はPB商品や森林認証紙の販売強化も紙需要が冴えず。だが価格改定で採算改善。在庫管理の徹底や物流の効率化も進めて増収増益に。 記:2024/04/11