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*08:37JST 13週線を試す動きが意識されてくる [本日の想定レンジ] 　10日のNY市場は上昇。中国の習近平国家主席が、自動車の関税引き下げなど市場参入の大幅緩和に言及し、米中貿易摩擦への懸念が後退したことが材料視された。ダウ平均は428.90ドル高の24408.00、ナスダックは143.96ポイント高の7094.30。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の21840円。 　NY市場の上昇については、これを織り込む格好で前日に上昇していた面もあり、織り込み済みの面はある。そんな中、市場のけん引役としてソフトバンクＧ<9984>の動向に市場の関心が集まりやすいだろう。また、ハイテク株には本格化する決算を前に、見直す動きが散見されてきており、FANG銘柄の出直りも値がさハイテク株等への支援材料になろう。昨日は小幅に反落して始まったが、早い段階に切り返すと、前引けにかけて21900円を回復する動き。5日線が引き続き支持線として機能しているほか、直近戻り高値水準を捉えてきている。ボリンジャーバンドでは+1σでの攻防から、一時+2σに接近する場面をみせている。一目均衡表では転換線を支持線にリバウンドをみせており、雲下限に接近。遅行スパンは実線の切り上がりに沿った形での推移をみせてきており、上方シグナルが継続している。雲下限の22000円処を試す中でいったんは跳ね返される可能性があるだろうが、これをクリアしてくるようだと、22500円近辺で横ばい推移する雲上限を捉えてくることも、早そうである。週間形状ではじわじわと13週線に接近してきている。週足の一目均衡表では転換線が支持線に変わり、遅行スパンはこしらも実線の切り上がりに沿った上昇によって、上方シグナルが継続している。13週線を試す動きが意識されてくる。21750-22050円のレンジを想定。 [予想レンジ] 上限 22050円−下限 21750円 《TM》