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日経平均は大幅反落、下げ幅縮小も39000円を割り込む

2024/4/5 15:43 FISCO
*15:43JST 日経平均は大幅反落、下げ幅縮小も39000円を割り込む 4日の米国市場は大幅下落。ダウ平均は530.16ドル安(-1.35%)の38596.98ドル、ナスダックは228.38ポイント安(-1.40%)の16049.08、S&P500は64.28ポイント安(-1.23%)の5147.21で取引を終了した。雇用関連指標が労働市場の減速を示唆したため利下げ期待が再燃し、寄り付き後、上昇。終日相場は堅調に推移したが、午後に入り、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が「インフレ改善が停滞した場合、年内利下げを実施しない可能性がある」と言及したほか、バイデン大統領がネタニヤフ首相との電話会談でガザ支援職員の死亡を受けてイスラエルを非難、政策変更を警告したとの報道で中東情勢の緊迫化を警戒し、下落に転じた。米雇用統計への警戒もあり売りに拍車がかかり、終盤にかけて下げ幅を拡大し終了。 米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は、前日比500円超の下落でスタートした後も下げ幅を拡大し39000円台を割り込む大幅下落となった。今晩の海外時間で、3月米雇用統計の発表を控えていることもあり、様子見ムードが強く押し目を狙う動きは限定的となった。ただ、為替が1ドル151円20銭台と円高進行が一服となったことから、後場の日経平均はやや下げ幅を縮小した。 大引けの日経平均は前日比781.06円安(-1.96%)の38992.08円となった。東証プライム市場の売買高は18億2633万株、売買代金は4兆5108億円。セクター別では、精密機器、証券・商品先物取引業、電気機器、機械、電気・ガス業などが下落した一方、繊維施品、陸運業、石油・石炭製品、空運業、不動産業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は34%、対して値下がり銘柄は62%となっている。 日経平均採用銘柄では、前日大幅高となったソシオネクスト<6526>、東京電力HD<9501>、ディーエヌエー<2432>の下げが目立ったほか、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、スクリーンHD<7735>など半導体関連の大幅安。このほか、キーエンス<6861>、HOYA<7741>、信越化学<4063>も下げた。 一方、証券会社によるポジティブなレポートが相次いだことから三菱地所<8802>、住友不動産<8830>など不動産株が買われたほか、協和キリン<4151>、TOTO<5332>もしっかり。日経平均採用以外の銘柄ではオンワードホールディングス<8016>が一部証券会社のレポートを材料に急騰した。 《FA》
関連銘柄 14件
2432 東証プライム
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-20(-0.79%)
時価総額 307,441百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
4063 東証プライム
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時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4151 東証プライム
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-22(-0.86%)
時価総額 1,362,420百万円
キリンHD傘下の製薬会社。骨・ミネラル、血液がん・難治性血液疾患など疾患領域に注力。FGF23関連疾患治療剤「クリースビータ」などが主要製品。バイオテクノロジー、抗体医薬に強み。腎性貧血治療剤は順調。 記:2024/10/09
5332 東証プライム
4,027
11/22 15:30
-15(-0.37%)
時価総額 712,702百万円
水まわり住宅総合機器メーカー。1917年創立。福岡県北九州市に本社。国内トイレ市場首位。レストルーム、バス、キッチン、洗面商品等の製造・販売を行う。日本住設事業ではサステナブル高付加価値商品の提案を強化。 記:2024/10/08
6526 東証プライム
2,360
11/22 15:30
+2(0.08%)
時価総額 423,382百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(0.66%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(-0.03%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
9,067
11/22 15:30
-31(-0.34%)
時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
7741 東証プライム
19,375
11/22 15:30
-95(-0.49%)
時価総額 6,799,831百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
523
11/22 15:30
+9(1.75%)
時価総額 82,593百万円
オンワード樫山を中核とする持株会社。1927年創業。23区、ICB、自由区などが基幹ブランド。ライフスタイル関連事業も展開。配当性向40%以上目安。機能性商品は販売順調。商品在庫水準の適正化を図る。 記:2024/10/24
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8802 東証プライム
2,108.5
11/22 15:30
+18(0.86%)
時価総額 2,680,485百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,567
11/22 15:30
+45(1%)
時価総額 2,174,285百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
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-2.2(-0.39%)
時価総額 898,002百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13