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日経平均は小幅続伸、米経済指標発表前で積極的な売買は手控え

2023/12/12 15:45 FISCO
*15:45JST 日経平均は小幅続伸、米経済指標発表前で積極的な売買は手控え 11日のダウ平均は157.06ドル高(+0.43%)の36,404.93ドル、S&P500は18.07ポイント高(+0.39%)の4622.44ポイント、ナスダック総合指数は28.52ポイント高(+0.20%)の14,432.49で取引を終了した。インフレ鈍化を受け利上げ終了観測が一段と強まる中、ソフトランディング期待が下支えとなりダウは堅調に推移し終盤にかけて上げ幅を拡大。ダウ平均とS&P500はともに年初来高値を更新した。国債入札結果が低調で長期金利が上昇したため、ハイテクは上値が抑制されたがナスダックもプラス圏に回復し終了した。日経平均は、米国株高と為替の円安推移など外部環境を材料に、続伸でスタート。寄り付きから33000円台を回復したが、為替市場で円が145円台半ばと昨日の大引けの水準まで円高ドル安に振れたことなどから、買い一巡後の日経平均は上げ幅を縮小。米消費者物価指数(CPI)発表などを控え、積極的に指数を売買する動きは限定的となった。 大引けの日経平均は前日比51.90円高(+0.16%)の32843.70円となった。東証プライム市場の売買高は15億271万株、売買代金は3兆4007億円だった。セクターでは、電気機器、非鉄金属、小売業、証券、その他製品が上昇した一方、電気・ガス業、銀行業、鉱業、輸送用機器、繊維製品がさえない。東証プライム市場の値上がり銘柄は34%、対して値下がり銘柄は63%となっている。  日経平均採用銘柄では、米フィラデルフィア半導体指数(SOX)が2022年1月以来の高値を付けたことから、東エレク<8035>、TDK<6762>、ルネサス<6723>、スクリン<7735>など半導体関連銘柄が上昇。また、日銀による早期の金融正常化観測が後退したことから、三菱地所<8802>が買い戻された。その他の銘柄では、先週末にMBOを発表したアウトソシング<2427>が連日で急騰したほか、11月の海外売上高の伸びが材料視されて良品計画<7453>も買われた。 一方、日銀会合への期待感が後退したことから、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>など銀行株は総じてさえない。その他、原発再稼働を材料に連日大賑わいとなっていた東京電力HD<9501>は、短期的な加熱感などが意識されて5日ぶりに反落となった。その他の銘柄では、分割後の上場来高値を更新していたさくらネット<3778>は、信用規制が引き続き影響して本日も利益確定売りに押されたほか、株式売り出しに伴う需給悪化が嫌気されてダイダン<1980>、山善<8051>も売られた。 《FA》
関連銘柄 13件
1980 東証プライム
2,999
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-6(-0.2%)
時価総額 137,846百万円
空調設備や給排水衛生設備、電気設備を手掛ける総合設備工事会社。1903年創業。日本武道館などで施工実績。チャンギ国際空港など海外でも実績。27.3期売上高2600億円目標。国内基幹事業の強靭化図る。 記:2024/06/24
2427 東証プライム
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製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10
3778 東証プライム
4,140
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データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
2,118.5
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+72.5(3.54%)
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6762 東証プライム
9,000
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+102(1.15%)
時価総額 3,498,948百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7453 東証プライム
2,618.5
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+25(0.96%)
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生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
9,956
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時価総額 1,011,430百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(5.32%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8051 東証プライム
1,385
9/20 15:00
+30(2.21%)
時価総額 131,997百万円
工作機械や工具を取り扱う専門商社。工作機械や産業機器、機械工具、住設機器、家庭機器などを手掛ける。国内生産財事業は工作機械が足踏み。24.3期3Q累計は住建事業が増収。太陽光発電、蓄電池等が販売増。 記:2024/04/13
1,482
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三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,112
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時価総額 12,526,184百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
8802 東証プライム
2,294.5
9/20 15:00
+11(0.48%)
時価総額 3,192,749百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
655.3
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+2.4(0.37%)
時価総額 1,053,079百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13