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日経平均は続伸、高値警戒感が漂うなか営業時短要請で利益確定売りに拍車

2020/11/25 15:58 FISCO
*15:58JST 日経平均は続伸、高値警戒感が漂うなか営業時短要請で利益確定売りに拍車 日経平均は続伸した。前日の米国株式市場では、ワクチンの実用化期待のほか、バイデン氏への正式な政権移行開始で政治的な不透明感が緩和、さらに次期財務長官に選出されたイエレン前FRB議長が大規模財政策を支持するとの期待が高まるなど好材料が相次ぎ、NYダウは3万ドルの大台に乗せて史上最高値で引けた。この流れを受けて、本日の日経平均もギャップアップでの大幅高でスタート。前場取引開始から30分内に26706.42円まで値を上げた。年初から日本株を売り越してきた海外投資家が引き続き先物を中心に買い戻しているところに、国内機関投資家なども追随して買いを入れる動きが上昇に拍車をかけたようだ。 しかし、急ピッチでの上昇に対する高値警戒感もあり、その後は利益確定売りが次第に優勢となっていった。また、後場に入ってからは、東京都が飲食店などに改めて営業時間の短縮要請を公表すると伝わったことで売りの動きが強まる展開に。結局、朝方の早い時間に高値を付けた後は大引けまでじりじりと上げ幅を縮小する展開となり、高値からの縮小幅は400円を超えた。 大引けの日経平均は前日比131.27円高の26296.86円となった。東証1部の売買高は15億4946万株、売買代金は3兆1507億円だった。セクター別では、空運業、海運業、鉄鋼、鉱業、非鉄金属などが上昇率上位に並んだ。一方、パルプ・紙、電気・ガス業、食料品、サービス業、陸運業などが下落率上位となった。東証1部の値上がり銘柄は35%、対して値下がり銘柄は全体の60%であった。 個別では、景気回復期待が高まるなか高炉の再稼働報道が後押し材料となった日本製鉄<5401>、小型車「ノート」を8年ぶりに全面改良すると発表した日産自動車<7201>、来期以降も国内外でのフィッシング用品の伸びが続くと想定し国内証券が格上げしたグローブライド<7990>などが大きく上伸した。一方、11月既存店増収率の鈍化が利益確定売りにつながった西松屋チェーン<7545>が急落したほか、同様の月次動向の鈍化が材料出尽くし感になった、しまむら<8227>も下落となった。そのほか、エムスリー<2413>や、値がさハイテク株のキーエンス<6861>といったグロース系銘柄の一部にも下落するものが見られた。また、高値更新が続いていた東京エレクトロン<8035>についても、本日も続伸する場面が一時みられたが、買い疲れ感もあり、引けにかけては地合いの悪化も相まって小反落した。 《YN》
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2413 東証プライム
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医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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6861 東証プライム
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大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7545 東証プライム
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「ダイワ」ブランドで知られる釣具大手。中高級品に強み。フィッシング事業の売上構成比率は8割超。テニス用品、ゴルフ用品等も。27.3期売上高1400億円目標。米州はバスフィッシング用品中心に販売拡大図る。 記:2024/10/22
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時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
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時価総額 608,334百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」、ベビー業態「バースデイ」等も展開。アベイルはアウター衣料の品揃えを拡充。27.2期営業利益660億円目標。 記:2024/10/24