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*15:35JST 日経平均は反発、プラスに切り返し一時171円高まで上げ幅拡大 日経平均は反発。ギリシャ債務問題を受けたドル高などが嫌気され、10日の米国株式市場が大幅に下落した流れで、日経平均も60円安からスタートした。ただ、ドル・円が円安方向に振れるなか、18600円割れ水準では押し目買いが優勢となり、前場にはプラスに転換。その後は先物主導で上げ幅を拡大し、後場には一時18836.93円（前日比171.82円高）まで上昇する場面もあった。その後、大引けにかけて改めて利益確定売りが強まり、上げ幅を縮小して本日の取引を終えた。 大引けの日経平均は前日比58.41円高の18723.52円となった。東証1部の売買高は19億2659万株、売買代金は2兆2610億円だった。業種別では、その他金融業、空運業、建設業が上昇率上位だった。一方、鉱業、小売業、石油・石炭製品が下落率上位だった。 個別では、ＯＬＣ<4661>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、ＫＤＤＩ<9433>、三井不<8801>などが堅調。双日<2768>が6％高となったほか、エーザイ<4523>は3％近く上昇。ファナック<6954>やＪＡＬ<9201>は2％超の上昇に。また、ニッタゼラチン<4977>、東京個別<4745>、ネクスト<2120>などが東証1部上昇率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、三菱ＵＦＪ<8306>、ソフトバンク<9984>、Ｊパワー<9513>、三井住友<8316>などが軟調。マツダ<7261>は2％超の下落。また、ＪＳＰ<7942>、ファミリーＭ<8028>、スズデン<7480>などが東証1部下落率上位となった。 《HK》