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*15:35JST 日経平均は4日ぶり小幅反落、朝高後にマイナス転換 日経平均は4日ぶりに小幅反落。2日の米国株式市場ではNYダウが最高値更新、ナスダックは約15年ぶりに5000ptを回復した。為替市場で円安が進んでいたこともあり、日経平均は買い先行で18900円台からのスタートに。ただ、短期的な過熱警戒感が強まり、利益確定売りに押されマイナスに転換。前場後半には下げ幅を拡大し、一時18730.57円（前日比96.31円安）まで下落した。後場もおおむねマイナス圏で推移したが、日本銀行によるETF買い入れ期待や年金買い期待などが下支え要因となり、プラス圏に浮上する場面も見られた。 大引けの日経平均は前日比11.72円安の18815.16円となった。東証1部の売買高は23億1592万株、売買代金は2兆4180億円だった。業種別では、鉄鋼、証券、銀行業が下落率上位だった。一方、その他医薬品、食料品、その他製品が上昇率上位だった。 個別では、ソフトバンク<9984>、三菱ＵＦＪ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、ファーストリテ<9983>などが軟調。主力行への資本支援や第三者割当増資の方針が伝わったシャープ<6753>は、大引けにかけて下げ渋り3.5％安に。ケネディクス<4321>やＪＦＥ<5411>も売られた。また、イマジカロボッ<6879>、巴川紙<3878>、シンフォニア<6507>などが東証1部下落率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、ＯＬＣ<4661>、ＮＴＴドコモ<9437>、ＪＴ<2914>、アステラス薬<4503>などが堅調。複数の証券会社で目標株価引き上げが観測された村田製<6981>やアルプス<6770>の上昇が目立った。また、ピジョン<7956>、小野薬<4528>、ベクトル<6058>などが東証1部上昇率上位となった。 《HK》