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日経平均は4日続伸、200日線水準回復で週末へ

2019/9/6 12:21 FISCO
*12:21JST 日経平均は4日続伸、200日線水準回復で週末へ  日経平均は4日続伸。126.60円高の21212.54円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えている。  5日の米株式市場でNYダウは大幅続伸し、372ドル高となった。米中が10月に閣僚級の貿易協議を開くと伝わり、米中摩擦への懸念が後退。8月のADP雇用統計で雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことや、長期金利の上昇も投資家心理の改善につながった。円相場は1ドル=107円近辺まで下落しており、本日の日経平均はこうした流れを好感し115円高からスタート。前日に400円を超える大幅高となったことから、朝方は戻り待ちの売りに上値を抑えられる場面もあったが、前場中ごろを過ぎると一時21241.29円(155.35円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄数は1023、対して値下がり銘柄数は1003とほぼ拮抗している。  個別では、ファーストリテ<9983>が2%超上昇し、1銘柄で日経平均を約53円押し上げた。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>もしっかり。積水ハウス<1928>や日本ハウスHD<1873>は決算が好感され、アウトソシング<2427>は一部報道を受け中期成長期待が高まったようだ。資本業務提携を発表した大和証G<8601>とクレセゾン<8253>も揃って買い優勢。中小型株ではKLab<3656>が連日で活況となり、アトラ<6029>などとともに東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>が3%近い下落。出資する米シェアオフィス大手について、上場当初の時価総額が市場予想の半分程度になる見通しと報じられている。携帯電話事業の本格開始が後ずれする見通しと報じられた楽天<4755>は5%の下落。その他売買代金上位ではソニー<6758>や東エレク<8035>がさえない。また、楽天とともにショーエイコーポ<9385>やコロプラ<3668>が東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、輸送用機器、機械、ガラス・土石製品などが上昇率上位。反面、電気・ガス業、情報・通信業、鉱業などが下落率上位だった。  日経平均は戻り待ちの売りをこなしつつ堅調に推移し、3ケタの上昇で前場を折り返した。米中協議の再開については前日の取引で織り込み済みだろう。しかしADP雇用統計に加え、8月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことは明るい材料だ。米経済の減速懸念が後退し、為替相場が円安方向に傾いたことで輸出企業の採算改善も期待される。  しかし日経平均の日足チャートを見ると、21200円台に位置する200日移動平均線に上値を抑えられている。8月初めに急落する前は21000円台でもみ合う場面が多かったため、節目として意識される200日線水準を回復したことで戻り待ちの売りが出やすいだろう。また週末に加え、今晩の米国では8月雇用統計の発表が控えており、来週から再来週にかけて12日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会を皮切りに日米欧の中央銀行が相次ぎ金融政策決定会合を開く。こうしたイベントを前に目先の利益を確保する動きも出てきやすいと考えられる。日経平均に比べ東証株価指数(TOPIX)の上昇が鈍い点も気になるところ。後場の日経平均は堅調ながらこう着感を強めそうだ。(小林大純) 《NH》
関連銘柄 17件
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時価総額 12,520百万円
在来木造住宅を設計・施工・販売。マンションやリフォームも。ホテル経営の子会社を有す。完工は5~10月に集中。決算期変更に伴う6カ月変則決算の24.4期は閑散期間のみの計上に。25.4期は黒字転換の見込み。 記:2024/02/05
1928 東証プライム
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5/2 15:00
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時価総額 2,510,733百万円
ハウスメーカー大手。戸建住宅事業や賃貸・事業用建物事業、建築・土木事業等を手掛ける。海外は米豪を開拓。建築事業は採算性が改善。高水準の入居率維持で賃貸住宅管理事業は堅調。24.1期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
2427 東証プライム
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5/2 15:00
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3656 東証プライム
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時価総額 9,737百万円
ゲーム開発会社。モバイルオンラインゲーム開発やオリジナルIPの開発などを展開。メタバース向けコンテンツ事業や、「顔認証Web3ウォレット」の開発も展開。キャプテン翼の停滞もあり、23.12期は足踏み。 記:2024/03/27
3668 東証プライム
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4755 東証プライム
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時価総額 1,550,292百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
6029 東証スタンダード
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鍼灸接骨院をFC展開。接骨院向け開業支援や機器販売、療養費請求代行、玩具販売なども。23.12期3Q累計は接骨院加盟、玩具販売ともに足踏み。訴訟費用を特損に計上。ブレインテック活用の新施術サービスを開始。 記:2024/01/18
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業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
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8035 東証プライム
35,010
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8253 東証プライム
2,981
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流通系で国内最大のクレジットカード会社。信用保証や不動産ビジネスも。ファイナンス事業は堅調。セゾンの資産形成ローンは貸出残高が増加。エンタテインメント事業はチケット販売が堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/08
8601 東証プライム
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9385 東証スタンダード
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9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(-0.9%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(0.05%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10