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マザーズ指数は大幅反落、物色の主体は東証1部資源関連株に、値上がり率トップはINCLUSIVE

2021/3/3 17:05 FISCO
*17:05JST マザーズ指数は大幅反落、物色の主体は東証1部資源関連株に、値上がり率トップはINCLUSIVE  本日のマザーズ指数は大幅に反落した。前日の米国市場では、週明けの相場急伸後に伴う利益確定売りが優勢となったほか、中国銀行保険監督管理委員会の主席が2日、国内の不動産バブルに加えて米欧の金融市場のバブルが弾ける可能性を懸念したことが嫌気され、主要株価指数が揃って下落、とりわけハイテク株が弱く、終日戻りが鈍い展開となった。こうした背景から、個人投資家心理も悪化し、割高感の強い成長株が集まるマザーズ指数は反落スタートとなった。グロース(成長)株調整のきっかけとなったインフレ懸念に端を発した米長期金利の急騰については、足元で一服感がみられるものの、週末の米雇用統計などを見極めるまでは油断できないといった投資家心理も強く、こうした背景がマザーズ銘柄の手掛けにくさに繋がったと思われる。また、新型コロナウイルスのワクチン接種のペースが国内外で加速し、新規感染者数も世界的に減少傾向を辿るなど、感染収束を見越した一層の景気回復期待から、鉄鋼や非鉄金属といった資源関連のほか、空運や旅行関連などのアフターコロナ銘柄が買われるなど、市場の関心が東証1部に向かいやすい地合いであったことも、マザーズ指数の軟調さに繋がったと考えられる。なお、マザーズ指数は前日比24.77ポイント安の1197.66ポイントと反落、売買代金は概算で1756.90億円。騰落数は値上がり銘柄数92、値下がり銘柄数241、変わらずが11となった。  個別では、利益確定売りが続いたイグニス<3689>が値下がり率トップに踊り出た。前日に続いて連騰警戒感からの利食い売りが目立った和心<9271>も13%安と値下がり率上位にランクイン。また、高値圏からの利食い売りが改めて目立ったメタップス<6172>が11%安、直近IPOのcoly<4175>やQDレーザ<6613>もそれぞれ大幅に下落し、揃って売買代金上位に並んだ。時価総額上位では、前日に大きく買われたBASE<4477>が利益確定売りに押され6%安、フリー<4478>やマネーフォワード<3994>なども揃って大きく売られた。一方、2月半ばからの連騰劇が目立つINCLUSIVE<7078>は本日も11%高と大幅に買われ、値上がり率トップとなった。「第17回スマートエネルギーWEEK 2021」に出展すると発表し、これが好材料視されたロゼッタ<6182>は5%高となった。また、連日の新株予約権の大量行使発表で希薄化懸念が後退したほか、伊藤忠テクノソリューションズと企業のDX推進事業において協業することも発表したグッドパッチ<7351>、新型コロナウイルスワクチンの保管用のフリーザー対応型無停電電源装置を開発したエコモット<3987>も買われた。そのほか、HANATOUR<6561>、サマンサJP<7829>、ホットリンク<3680>などが値上がり率上位に顔を出した。 《YN》
関連銘柄 15件
3680 東証グロース
296
4/16 15:00
-4(-1.33%)
時価総額 4,693百万円
SNSマーケティング会社。SNSの分析やマーケティング支援、データアクセス権販売、Web3関連への投資等を行う。23.12期通期はSNSマーケティング支援事業が増収。SNS広告・SNS運用コンサルが堅調。 記:2024/02/14
3689 マザーズ
2,995
6/29 15:00
+1(0.03%)
時価総額 46,950百万円
恋愛・婚活マッチングサービス「with」のマッチング事業が主力。バーチャルライブプラットフォームの運営等も展開。withは口コミによる新規流入数が増加傾向。21.9期2Qはマッチング事業が2桁増収。 記:2021/06/07
3987 東証グロース
473
4/16 15:00
-55(-10.42%)
時価総額 2,448百万円
IoTデータコレクトプラットフォームを運営。融雪システム遠隔監視なども。24.8期1QはM&Aで参入の太陽光発電EPCが貢献も子会社2社譲渡で減収に。組織再編効果で2Q以降挽回へ。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/02/07
3994 東証プライム
5,625
4/16 15:00
+130(2.37%)
時価総額 302,524百万円
法人向け経理・人事労務クラウドが柱。個人向け資産管理アプリ、SaaSマーケティング支援等も。法人顧客獲得は順調。法人向けストック売上は好調。23.11期通期は2桁増収。24.11期も2桁増収見通し。 記:2024/02/02
4175 東証グロース
915
4/16 14:54
-18(-1.93%)
時価総額 5,035百万円
モバイルオンラインゲーム会社。女性向けゲームコンテンツの企画、開発、運営に加え、グッズ販売やIP利用許諾等を行う。ゲームは売上足踏み。ブレイクマイケース、協業案件の費用も先行。24.1期3Qは業績苦戦。 記:2024/01/27
4477 東証グロース
281
4/16 15:00
-10(-3.44%)
時価総額 31,469百万円
低コスト・専門知識不要でネットショップの作成・運営ができるプラットフォーム「BASE」を運営。決済サービスも。PAY.JP事業は売上伸長。利用ショップ数、利用金額は増加続く。23.12期通期は2桁増収。 記:2024/02/25
4478 東証グロース
2,913
4/16 15:00
+144(5.2%)
時価総額 165,683百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフトを提供。販売管理ソフトや電子契約サービスも。オンラインマーケティング中心に広告投資実施。有料課金ユーザー企業数は45万8196件と増加。24.6期1Qは2桁増収。 記:2024/01/27
6172 東証グロース
886
6/28 15:00
-1(-0.11%)
時価総額 12,165百万円
EC業者向け決済代行やネット広告運用が柱。22.12期は不正アクセス対応費用が利益の重石に。23.12期は営業黒字復帰を計画。今年2月にMBOを表明。TOB価格は1株889円。TOB成立ならば上場廃止に。 記:2023/03/07
6182 東証グロース
1,080
4/16 15:00
-275(-20.3%)
時価総額 11,543百万円
AI活用の機械翻訳サービスを提供。人による従来型翻訳・通訳、メタバース事業なども手掛ける。導入企業数は6000社超。費用最適化による利益率の改善等で、AI事業は収益好調。24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/03/05
1,658
4/16 15:00
-42(-2.47%)
時価総額 20,999百万円
インバウンド中心の旅行サービス会社。訪日観光客向け旅行手配、法人や個人向け旅行サイトを運営。ホテルの運営等も。ホテル等施設運営事業は黒字転換。23.12期通期は黒字転換。24.12期は大幅営業増益計画。 記:2024/02/26
6613 東証グロース
493
4/16 15:00
-19(-3.71%)
時価総額 20,458百万円
レーザデバイスメーカー。レーザ技術を用いた製品をシリコンフォトニクスやセンシング領域に提供。レーザデバイス事業は堅調。DFBレーザは半導体検査、医療機器用途向けで販売増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/26
7078 東証グロース
667
4/16 15:00
-12(-1.77%)
時価総額 6,603百万円
国内唯一のメディアDXエージェンシー。コンテンツの企画・制作や広告運用、プロモーション企画、DXコンサルティングなどを展開。地域創生関連と宇宙関連サービスに注力。オレンジグループの貢献で中間期は売上急伸。 記:2023/12/19
7351 東証グロース
549
4/16 15:00
+2(0.37%)
時価総額 4,583百万円
デジタル領域に特化した大手デザインファーム。UI/UXデザイン支援、組織デザイン、ソフトウェア開発、デザイナーに特化した人材紹介サービスなどを展開。顧客社数の底上げと継続獲得の好調で、1Qは大幅増収。 記:2024/02/23
61
4/16 15:00
-2(-3.17%)
時価総額 4,017百万円
ファッションブランドメーカー。バッグの企画、製造、販売、アパレルやジュエリー等も手掛ける。240店舗展開。Reborn計画店舗の拡大推進。売上原価や販管費の減少等により、24.2期3Q累計は損益改善。 記:2024/02/03
9271 東証グロース
364
4/16 14:43
-5(-1.36%)
時価総額 2,226百万円
かんざしや傘、箸などの和雑貨専門店を主要都市や観光地に出店。OEMサービス、宿泊事業等も手掛ける。モノ事業は好調。OEM事業ではキャラクターグッズの継続受注が多い。23.12期3Q累計は営業黒字転換。 記:2024/02/03