株～企業情報・おすすめ銘柄

*12:20JST 後場に注目すべき3つのポイント～7割強が上昇するしっかりとした展開に 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、7割強が上昇するしっかりとした展開に ・ドル・円は底堅い、下押しも下げづらい ・値上り寄与トップはオムロン<6645>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は反発、7割強が上昇するしっかりとした展開に 日経平均は反発。前日比189.73円高（＋0.50％）の38392.10円（出来高概算8億4000万株）で前場の取引を終えている。 8日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は172.13ドル高（＋0.44％）の39056.39ドル、ナスダックは29.80ポイント安（－0.18％）の16302.76、S&P500は0.03ポイント安（－0.00％）の5187.67で取引を終了した。利下げ先送り観測に売られ、寄り付き後、下落。押し目からは金融セクターの買い、良好な経済を期待した買いが支えダウは上昇に転じた。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁に続き、コリンズ・ボストン連銀総裁もインフレの目標達成に予想以上の時間を要する可能性に言及したことを背景とした長期金利上昇が重しとなり、ハイテクは上値が抑制され、終日軟調に推移。終盤にかけダウは上げ幅を拡大もナスダックはプラス圏を回復できずまちまちで終了。 米国株が高安まちまちだったことから、東京市場も小動きでスタート。日経平均は前日比マイナス圏で推移した時間もあったが、為替が1ドル155円60銭で目立った動きもないことから、売り一巡後は切り返す展開に。決算発表銘柄に関心が向かう一方、プライム市場の7割強が上昇するしっかりの地合いとなった。 業種別では、その他金融業、その他製品、金属製品、ガラス・土石製品、保険業など上昇した一方、電気・ガス業、証券・商品先物取引業の2セクターのみ下落した。 日経平均採用銘柄では、今期営業利益が市場予想を上回ったことでオムロン<6645>が大幅高となったほか、ヤマハ<7951>、オリックス<8591>、IHI<7013>も決算を手掛かりに買い優勢となった。このほか、横河電機<6841>が上場来高値を連日で更新。また、昨日、決算発表後に売られたAGC<5201>、任天堂<7974>が反発した。 一方、今期営業増益も市場予想に届かなかったことでヤマトホールディングス<9064>が4年ぶりの安値圏まで売られたほか、太陽誘電<6976>もネガティブ視されて下落。三菱自<7211>は米国の訴訟で約1500億円の支払い命令を受けたことが嫌気されたほか、三菱重<7011>も続落。また、ソフトバンクグループ<9984>は、決算発表を行った傘下の英アーム株が売られたことが影響し下落した。 後場は取引時間中に発表される決算に注目が集まる。12時台には、旭化成<3407>、小野薬<4528>、住友理工<5191>、千代建<6366>、SMK<6798>、13時台には、住電設<1949>、ダイセル<4202>、ぴあ<4337>、北越工<6364>、高島<8007>、14時台には、ダイダン<1980>、ノリタケ<5331>、デンヨー<6517>、大崎電<6644>などが予定されている。 ■ドル・円は底堅い、下押しも下げづらい 9日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、一時155円17銭まで失速も155円69銭まで値を上げた。日銀の今後の金融正常化論議に思惑が広がりやすいものの、米連邦準制度理事会（FRB)の引き締め的な政策の継続をにらみドル買いが続いた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は155円17銭から155円69銭、ユーロ・円は166円74銭から167円26銭、ユーロ・ドルは1.0742ドルから1.0750ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・サイトリ細胞研究所<3750>、コーセー<4922>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高（気配値）を含みます ・値上り寄与トップはオムロン<6645>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・3月毎月勤労統計・現金給与総額：前年比+0.6％（予想：+1.4％、2月：+1.4％） 【要人発言】 ・日銀金融政策決定会合における主な意見(4月25-26日分) 「円安を背景に基調的な物価上昇率が上振れると、正常化ペースは早まる可能性」 「政策金利引き上げのタイミングや幅に関する議論を深める必要」 「国債需給バランスを踏まえ現状6兆円程度の長期国債買入れ減額は選択肢」 「金利のパス、市場に織り込まれているよりも高いものになる可能性」 ・神田財務官 「介入関連報道、政府関係者が話した事実はない」 「為替介入に関し、世の中で言われている限界は全く間違えている」 「必要があれば適切な対応をとる」 ＜国内＞ ・14:00　3月景気動向指数・先行速報値（予想：111.2、2月：111.8） ＜海外＞ ・時間未定　中・4月輸出（前年比予想：+1.3％、3月：-7.5％） ・時間未定　中・4月輸入（前年比予想：+4.7％、3月：-1.9％） 《CS》

*09:55JST 出来高変化率ランキング（9時台）～ニイタカ、昭和HDなどがランクイン ※出来高変化率ランキングでは、直近5日平均の出来高と配信当日の出来高を比較することで、物色の傾向など市場参加者の関心を知ることができます。 ■出来高変化率上位　[3月28日　9:33　現在] （直近5日平均出来高比較） 銘柄コード 銘柄名 出来高 5日平均出来高 出来高変化率 株価変化率 <2861> 上フランス債　　　 10 　107185.08　 400% 0% <5952> アマテイ　　　　　　1193200 　0　 337.75% 0.0958% <5103> 昭和HD　　　　　　1151300 　38500　 333.89% 0.0465% <6938> 双信電　　　　　　　683900 　37340　 250.28% 0.0148% <8898> センチュリー21　　21600 　63700　 226.28% -0.0279% <5484> 東北鋼　　　　　　　2600 　4460　 188.88% 0.0253% <7058> 共栄セキュリ　　　　500 　600　 108.33% -0.0069% <7878> 光・彩　　　　　　　5600 　580　 102.89% -0.0421% <9369> キユソー流通　　　　197700 　2080　 80.77% 0.109% <2483> 翻訳センター　　　　2200 　75760　 66.66% -0.0086% <7042> アクセスGHD　　　9000 　2020　 66.66% -0.0625% <4258> 網 屋　　　　　　　37300 　4020　 65.63% 0.0648% <2164> 地域新聞　　　　　　125800 　20380　 65.48% 0.1713% <2083> 日本成長　　　　　　21641 　65860　 64.33% 0.0008% <3477> フォーライフ　　　　6300 　11550　 63.21% -0.0675% <4465> ニイタカ　　　　　　36100 　3920　 62.32% 0.033% <9130> 共栄タ　　　　　　　45000 　17220　 60.82% -0.0143% <3347> トラスト　　　　　　82400 　23960　 59.01% 0.0096% <1770> 藤田エンジ　　　　　6000 　40360　 54.63% 0.0477% <4316> ビーマップ　　　　　28600 　3880　 53.92% -0.0257% <3537> 昭栄薬品　　　　　　19900 　15900　 53.31% -0.0888% <7192> モーゲージS　　　　114400 　11540　 52.94% -0.05% <9788> ナック　　　　　　　210700 　63040　 48.63% -0.0654% <8045> 横丸魚　　　　　　　5300 　125740　 47.22% -0.0829% <4576> DWTI　　　　　　47900 　3120　 43.67% 0.008% <7238> 曙ブレーキ　　　　　1607500 　26560　 43.37% 0.0137% <3750> サイトリ細研　　　　47700 　1093600　 41.71% -0.1475% <9663> ナガワ　　　　　　　54500 　29660　 40.64% 0.0052% <2378> ルネサンス　　　　　256900 　31180　 40.32% -0.0206% <7774> J・TEC　　　　　33100 　162740　 39.78% 0.0302% （*）はランキングに新規で入ってきた銘柄 20日移動平均売買代金が5000万円以下のものは除外 《CS》

*07:15JST 前日に動いた銘柄 part1　正栄食品工業、ネクステージ、IHIなど 銘柄名<コード>12日終値⇒前日比 ハルメクHD<7119> 1910 +77 東証が貸借銘柄に選定、売買活性化に期待。 シャノン<3976> 598 -98 23年10月期業績予想を下方修正。 AI　CROSS<4476> 1442 +102 次世代AI搭載型MA／CRMシステムの提供開始。 アピリッツ<4174> 1130 +60 上半期利益見込みを上方修正。 サイトリ細胞研究所<3750> 1104 +95 株主優待制度の内容がQUOカード5000円分に決定。 新明和工業<7224> 1297 -123 25日線・75日線を一気に下回り見切り売りも。 正栄食品工業<8079> 5060 +515 業績上方修正で減益幅縮小へ。 萩原工業<7856> 1847 +124 通期業績上方修正や自社株買いの発表を好感。 ヴィアHD<7918> 110 +4 8月月次動向をポジティブ視の動き継続か。 ピアラ<7044> 433 +12 Vチューバー事業の開始を発表している。 日軽金HD<5703> 1701 +96 野村證券では投資判断を格上げ。 アイモバイル<6535> 1348 +54 決算発表後のあく抜け感続く形に。 河西工業<7256> 306 +15 25日線レベルまでの調整で押し目買い。 アイケイケイ<2198> 687 +24 11日の決算発表があく抜け感につながる。 IRJ－HD<6035> 2417 +109 8月戻り高値更新で上値妙味。 住友ファーマ<4506> 526.9 +14.5 安値圏で買い戻し優勢の展開か。 アステリア<3853> 832 +25 LayerXとの業務提携を引き続き期待視も。 ネクステージ<3186> 1848 -500 社長の辞任が伝わっている。 IHI<7013> 3185 -598 米RTXの大幅安受けて売りが波及の展開に。 川崎重工業<7012> 3800 -238 IHIと同様にRTXの大幅安が影響。 TOWA<6315> 3730 -205 4000円レベルでの上値の重さ意識も。 泉州電業<9824> 3515 -285 株式売出実施による需給懸念が優勢。 フリービット<3843> 1296 -135 前日は決算を好感して急騰となったが。 グッドコムアセット<3475> 876 -49 第3四半期累計大幅減益決算マイナス視。 ヨシムラフード<2884> 1376 -45 M&A効果期待の動きにも一巡感。 三菱重工業<7011> 8425 -356 IHIや川崎重工と同様にP&Wのエンジンに参画で。 ディスコ<6146> 26335 -880 半導体関連では軟調な動きのもの目立つ。 イビデン<4062> 8243 -177 特段材料も観測されず需給要因中心か。 《CS》