株～企業情報・おすすめ銘柄

*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント～景気敏感株などに資金が向かいやすい～ 25日前場の取引では以下の３つのポイントに注目したい。 ■景気敏感株などに資金が向かいやすい ■ミタチ、25/5上方修正 営業利益 19億円←18億円 ■前場の注目材料:住友商事、住友精密工業、MEMS受託製造拡大、米合弁事業を取得 ■景気敏感株などに資金が向かいやすい 25日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、次第にこう着が強まる相場展開になりそうだ。22日の米国市場はNYダウが426ドル高、ナスダックは31ポイント高だった。11月の製造業・サービス業購買担当者指数（PMI）の改善でソフトランディング期待が高まった。米長期金利の低下やギャップ、ロス・ストアーズなど小売企業の好決算が材料視されたことが支援材料になり、NYダウは最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比255円高の38595円。円相場は1ドル154円30銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い優勢の展開から始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38050円まで売られる場面もみられたが、引き続き75日線水準で下げ渋る動きとなり、その後の切り返しで200日線を突破し、心理的な抵抗線となる38500円を上回ってきた。短期的なショートカバーが意識されるなか、リバウンドを試す展開が期待されてきそうだ。 先週の日経平均株価は週初に200日線を割り込み、週後半には38000円を割り込んで75日線に接近する場面もみられた。週末にはリバウンドをみせていたが、米株高が支援材料になる形で、200日線（38582円）辺りを試す展開が意識されやすいだろう。ただし、米国ではエヌビディアが売られたことで、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の重荷となる可能性がある。そのため、日経平均株価は200日線接近では強弱感が対立する可能性があるため、買い一巡後の戻り待ち狙いの動きには注意しておきたい。 反対に200日線を突破し、25日線（38695円）が意識されてくるようだと、買い戻しの動きが強まる可能性はありそうだ。値がさハイテク株の底堅さがみられてくるようだと、センチメント改善にもつながりやすい。もっとも、米国では28日がサンクスギビング（感謝祭）で休場になり、翌29日はブラックフライデーで年末商戦が本格化してくる。22日に発表された米小売企業の良好な決算のほか、今週は10月の個人消費支出（PCEデフレーター）などの発表を控えており、個人消費の動向に関心が集まりやすく、景気敏感株などに資金が向かいやすいところではある。 そのほか、週後半にかけては海外勢のフローが減少しやすいほか、国内機関投資家も積極的な売買を手控える可能性がある。日経平均株価が買い一巡後にこう着感を強めてくる局面においては、中小型株などでの個人主体の売買に向かわせやすいだろう。 ■ミタチ、25/5上方修正 営業利益 19億円←18億円 ミタチ<3321>は2025年5月期業績予想の修正を発表。売上高は800億円から900億円、営業利益を18億円から19億円に上方修正した。第2四半期以降に開始した自動車関連顧客の商流移管や、民生関連のEMS等の受注が堅調だったため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇（38283.85、+257.68） ・NYダウは上昇（44296.51、+426.16） ・ナスダック総合指数は上昇（19003.65、+31.23） ・シカゴ日経先物は上昇（38595、+255） ・VIX指数は低下（15.24、-1.63） ・米原油先物は上昇（71.24、+1.14） ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・住友商事<8053>住友精密工業、MEMS受託製造拡大、米合弁事業を取得 ・コスモエネHD<5021>コスモ石油、日揮HDなどと、堺でSAF量産、国産供給の試金石 ・日揮HD<1963>堺市など4者で、廃食油回収で協定、SAF量産工場に原料供給 ・博報堂DY<2433>積水ハウスなどと警備サービス、防犯習慣を料金に反映 ・NEC<6701>先端技術活用・DXを支援、コンサル提供 ・北越コーポ<3865>製紙、再資源化が活発、他社と廃棄物を素材に ・伊藤忠<8001>eスポーツ市場開拓、チーム運営会社と提携 ・INPEX<1605>三菱商事など6者で、インドネシアで天然ガス増産 ・商船三井<9104>LBCタンク売却応札者に、米KKRなども ・極東開発工業<7226>海外で積極投資、豪の有力特装車買収 ・豊田自動織機<6201>工場に再生エネ最適供給、EMS、高浜で実証 ・スズキ<7269>印タタ系に設計業務の一部委託 ・コマツ<6301>社長・小川啓之氏、トランプ再選でエネ向け伸長 ・NTT<9432>IOWNの用途開発本格化、DC実証続々 ・ダイトロン<7609>社長・土屋伸介氏、電子部品装置、ソフト人材増強へ ・NEC<6701>技術情報管理ソフトに生成AI連携機能搭載 ・電算システムHD<4072>新興と提携、強化課題に「分散型自律組織」導入・活用 ・ユニ・チャーム<8113>プラ汚染防止、共通規制を、キリンHDなど10社で声明 ・清水建設<1803>建ロボテックと、鉄筋結束の負担軽減、アシスト装置開発 ・日本曹達<4041>九大発新興と提携、次世代有機EL発光材料を26年量産へ ・東洋紡<3101>東洋紡エムシー、インドで「スパイラル型逆浸透膜」販売開始 ☆前場のイベントスケジュール ＜国内＞ ・特になし ＜海外＞ ・06:45　NZ・10月貿易収支（9月：-21.08億NZドル） 《ST》

*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 BlueMeme、イリソ電子工業、宮越ホールディングスなど 銘柄名<コード>21日終値⇒前日比 イリソ電子工業<6908> 2741 +161 シティインデックスイレブンスと 共同保有者のイリソ電子株式保有比率が5％を超え。 コニカミノルタ<4902> 407.2 +1.4 中国・無錫拠点の生産終了発表。 長谷工<1808> 1775 ±0 25日線を上抜け。 JAL<9201> 2391 +28.5 2024年度冬季の運航ダイヤを発表。 訪日外国人観光客の急増を背景に国際線を中心に増便。 7&I-HD<3382> 2044.5 +111.5 買い戻し優勢で大幅反発。 宮越ホールディングス<6620> 2406 +176 急騰で25日線上抜け、上昇率トップ。 ジャパンディスプレイ<6740> 26 -3 直近上急騰に対する利食い売り優勢で値下がり率トップ。 日本マイクロニクス<6871> 4915 -245 続落で5000円を下回る。 日本製鋼所<5631> 4403 -45 国内有力証券は目標株価5100円に引き上げ。 博報堂DY<2433> 1224.5 ±0 5日線が25日線上抜けて短期ゴールデンクロス形成。 ヘッドウォーター<4011> 10630 -150 マイクロソフトの上位パートナー認定資格を取得。一時買われるが失速。 スポーツフィール<7080> 650 +60 発行済株式数の2.5％上限の自社株買いを発表。 トレンダーズ<6069> 878 +56 発行済株式数の3.13％上限の自社株買いを発表。 網屋<4258> 3295 +75 NTTコミュニケーションズと販売代理店契約。 BlueMeme<4069> 1130 +127 発行済株式数の2.8％上限の自社株買いを発表。 リックソフト<4429> 1498 +68 発行済株式数の1.54％上限の自社株買いを発表。 FIXER<5129> 1070 -76 24年8月期業績予想を下方修正。 ジーニー<6562> 1234 -118 20日大幅高の反動安。 サンクゼール<2937> 1935 -29 25年3月期第2四半期に店舗閉店に伴う特別損失1.02億円を計上。 下値は限定的。 セルシード<7776> 832 +61 20日ストップ高の買い人気継続。 《CS》

*07:32JST 前日に動いた銘柄 part2 名村造船所、理研コランダム、石井鐵工所など 銘柄名<コード>9日終値⇒前日比 ニーズウェル<3992> 283 -22 4-6月期は経常減益となり。 エン・ジャパン<4849> 2403 -191 第1四半期大幅増益だが減収に。 日本トムソン<6480> 474 -37 今期業績予想は下方修正へ。 GMOペイメントゲートウェイ<3769> 7725 -675 オンライン決済の回復遅延などマイナス視も。 博報堂DY　HLDG<2433> 1126.5 -57.5 第1四半期営業増益も進捗率低水準に。 リンナイ<5947> 3041 -184 決算受けての買い一巡後は処分売り優勢の流れ続く。 コーセー<4922> 8485 -373 決算発表後は売り優勢の展開続く。 リクルートＨＤ<6098> 8302 +529 第1四半期決算は市場コンセンサス上回り。 東京エレクトロン<8035> 25810 +180 第1四半期業績上振れで通期予想も市場予想水準超に上方修正。 CDG<2487> 1491 +300 CLHDが1株1680円でTOBを実施と発表。 東葛HD<2754> 630 +100 オートバックス子会社が1株810円でTOBを実施へ。 理研コランダム<5395> 3290 +500 オカモトが1株5100円でTOBを実施へ。 石井鐵工所<6362> 3455 +502 MBO実施を発表、TOB価格8364円にサヤ寄せ。 ヴィスコ・テクノロジーズ<6698> 633 +100 三菱電機が1株1100円でTOBを実施する。 名村造船所<7014> 1721 +300 第1四半期営業益3倍と急拡大。 メタプラネット<3350> 1190 +297 新株予約権の無償割り当て実施を引き続き材料視。 マリオン<3494> 317 +48 底打ち感からのリバウンドが続く格好に。 やまみ<2820> 3945 +475 今期も営業益は2ケタ増益見通しに。 ダイドーリミ<3205> 884 +103 第1四半期決算受けてあく抜け感が先行。 守谷輸送機工業<6226> 1508 +180 第1四半期大幅増益決算を高評価へ。 明和地所<8869> 957 +97 第1四半期大幅増益を評価。 ヤマックス<5285> 1198 +110 震災対策関連として物色向かう。 SDSHD<1711> 277 +30 底値到達感広がり自律反発。 ぷらっとホーム<6836> 1355 -380 短期的な過熱感で利食い優勢。 あんしん保証<7183> 173 -15 第1四半期は最終赤字決算に。 ＧＣジョイコ<6249> 1874 -233 第1四半期決算受けて出尽くし感優勢も。 日本電子材料<6855> 2685 -335 8日は業績上方修正で大幅高も。 Arent<5254> 5410 +700 営業利益が前期74.6％増・今期38.4％増予想。 DMP<3652> 1977 +51 第1四半期営業利益は前年同期比2.1倍。 クラダシ<5884> 291 -14 25日線が上値を阻む形に。 インフォネット<4444> 1135 +150 8日ストップ高の買い人気継続。 カバー<5253> 15278 -210 第1四半期営業利益6.8％減。 免疫生物<4570> 461 +37 第1四半期営業利益が0.51億円と前年同期の0.00億円の赤字から黒字に転換。 JWS<7386> 2872 -318 第3四半期営業利益が27.0％増だが上期の38.2％増から伸び率鈍化。 日本情報C<4054> 811 +73 6日に発表した第1四半期決算を引き続き好感し年初来高値。 QDレーザ<6613> 365 -12 第1四半期営業損益が1.67億円の赤字。売り先行だが下値は堅い。 ステムセル研究所<7096> 1596 +87 7日発表の第1四半期営業利益39.5％増に8日は反応薄。9日は買い先行。 《CS》