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24日の中国本土市場概況:上海総合1.3%高で4日ぶり反発、金融株上げ主導

2024/12/24 17:16 FISCO
*17:16JST 24日の中国本土市場概況:上海総合1.3%高で4日ぶり反発、金融株上げ主導 24日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比42.27ポイント(1.26%)高の3393.53ポイントと4日ぶりに反発した。 自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日まで3日続落し、11月29日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。中国の金融緩和に対する期待感も追い風。中国では近く、預金準備率が引き下げられるとの観測が広がっている。また、中国財政部が24日、消費押し上げに向け、2025年の財政支出を加速すると発表したこともプラス材料だ。人民元安の進行や米国の対中圧力を警戒し、朝方は上値の重い場面もみられたが、指数は上げ幅を徐々に拡大させている。(亜州リサーチ編集部) 金融株が相場をけん引。招商銀行(600036/SH)が2.3%高、上海浦東発展銀行(600000/SH)が2.0%高、中国人寿保険(601628/SH)と中国太平洋保険(601601/SH)がそろって2.3%高、中国銀河証券(601881/SH)が3.7%高、華泰証券(601688/SH)が2.5%高で引けた。 ハイテク株も高い。IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が5.7%、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が4.3%、ディスプレー基幹部品の彩虹顕示器件(600707/SH)が2.4%、薄膜コンデンサー中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が1.8%ずつ上昇した。 消費関連株も物色される。家電の四川長虹電器(600839/SH)が8.8%高、スーパーの永輝超市(601933/SH)が2.9%高、自動車の上海汽車集団(600104/SH)が2.7%高、酒造の重慶ビール(600132/SH)が2.5%高、乳製品の内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が1.7%高で取引を終えた。そのほか、資源・素材株、インフラ関連株、医薬株なども上げが目立っている。 外貨建てB株相場は、上海B株指数が3.02ポイント(1.15%)高の264.77ポイント、深センB株指数が4.39ポイント(0.36%)高の1217.54ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》