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7日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で3日ぶり反落、医薬と不動産に売り

2023/8/7 16:48 FISCO
*16:48JST 7日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で3日ぶり反落、医薬と不動産に売り 週明け7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比19.25ポイント(0.59%)安の3268.83ポイントと3日ぶりに反落した。 投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。人民元安の進行や、米中の対立が懸念材料としてくすぶっている。米利上げ継続の観測が強まる中、外国為替市場では人民元が対米ドルで下落基調を強めた。米国の対中政策を巡っては、バイデン米大統領が近く、先端技術分野などでの中国投資を制限する大統領令を発する見通し――などと報じられている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、医薬品の下げが目立つ。健康元薬業集団(600380/SH)が9.2%安、天士力医薬集団(600535/SH)が6.9%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.7%安、薬明康徳(603259/SH)が2.1%安で引けた。産業統制の強化が警戒される。「中国で医薬品業界を対象とした『反腐敗キャンペーン』が全面的に始動した」などと報じられた。 不動産株も急落。華遠地産(600743/SH)がストップ(10.0%)安、金地集団(600383/SH)が4.2%安、新城控股集団(601155/SH)が3.7%安、保利地産(600048/SH)が3.3%安で取引を終えた。 金融株もさえない。中国人寿保険(601628/SH)が2.1%安、中国銀河証券(601881/SH)が1.8%安、中信銀行(601998/SH)が1.7%安ずつ下落した。消費関連株、素材株、運輸株、インフラ関連株なども売られている。 なお本日は、半導体ファウンドリー中国大手の華虹半導体(688347/SH、1347/HK)が上海のハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」に重複上場。公募価格(52.00人民元)を13.23%上回る58.88人民元で寄り付き、公募比2.0%高の53.06人民元で初日を終えた。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.46ポイント(0.89%)安の275.24ポイント、深センB株指数が9.76ポイント(0.80%)安の1212.70ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》