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28日の中国本土市場概況:上海総合0.07ポイント安で小反落、景気期待で下値は限定

2023/6/28 16:50 FISCO
*16:50JST 28日の中国本土市場概況:上海総合0.07ポイント安で小反落、景気期待で下値は限定 28日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比0.07ポイント(0.00%)安の3189.38ポイントと小反落した。 投資家の慎重スタンスが強まる流れ。欧米の金融引き締め長期化や、米国の対中圧力が警戒された。外電は27日、人工知能(AI)用高性能半導体チップの対中輸出を巡り、米バイデン政権が新たな規制を検討しているもよう――などと報じている。もっとも、下値は限定的。中国景気の過度な減速懸念が薄らいでいる。27日開幕した夏季ダボス会議で中国の李強・首相が演説し、「2023年の5.0%経済成長は実現可能」などと自信を示した。指数は一進一退。全体としては方向感を欠いた。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が3.7%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(600584/SH)が3.0%安、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.9%安、IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が2.4%安、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が1.7%安で引けた。 通信ネットワーク株もさえない。中国衛通(601698/SH)が3.6%、中国電信(601728/SH)が2.1%、中国聯通(600050/SH)が2.0%、中国移動(600941/SH)が1.1%ずつ下落した。不動産株、医薬品株、エネルギー株、海運株なども売られている。 半面、発電株は高い。中国核能電力(601985/SH)が3.2%、国投電力(600886/SH)が2.3%、華能国際電力(600011/SH)が2.0%、大唐国際発電(601991/SH)が1.5%ずつ上昇した。軍事関連株、食品・酒造株、空運株も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)安の267.42ポイント、深センB株指数が3.17ポイント(0.28%)安の1130.20ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》