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15日の中国本土市場概況:上海総合は0.7%高で反発、消費とハイテクに買い

2023/6/15 16:53 FISCO
*16:53JST 15日の中国本土市場概況:上海総合は0.7%高で反発、消費とハイテクに買い 15日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比23.99ポイント(0.74%)高の3252.98ポイントと反発した。 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。朝方公表された今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利については、10カ月ぶりに引き下げられた。20日公表の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、引き下げ観測が流れている。 取引時間中に公表された5月の中国経済統計では、小売売上高が予想を下回るなど、総じて弱い内容だったが、これを嫌気する売りは限定されている。外電が13日報じたところによれば、一連の追加景気刺激策について、早ければ今週16日にも、国務院(内閣に相当)で方針が決定される可能性がある。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、消費関連の上げが目立つ。免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が7.3%高、酒造の山西杏花村フェン酒(600809/SH)が4.1%高、自動車の長城汽車(601633/SH)が2.9%高、家電の海爾智家(600690/SH)が1.9%高、百貨店の王府井集団(600859/SH)が1.8%高、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.7%高で引けた。 ハイテク株も高い。光ファイバー・ケーブルメーカーの江蘇亨通光電(600487/SH)が6.3%、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が6.0%、IC設計の上海貝嶺(600171/SH)が4.1%、半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が3.6%ずつ上昇した。公益株、医薬品株、素材株、不動産株、銀行・証券株なども買われている。 半面、石油関連はさえない。中国石油化工(600028/SH)が0.9%、中海油田服務(601808/SH)が0.8%、中国石油天然気(601857/SH)が0.5%ずつ下落した。保険株、海運・物流株、メディア・娯楽株も売られている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.41ポイント(0.15%)高の273.19ポイント、深センB株指数が9.26ポイント(0.82%)高の1140.07ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》