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10日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で反落、外部環境悪化を嫌気

2023/2/10 17:34 FISCO
*17:34JST 10日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で反落、外部環境悪化を嫌気 下記の通り修正します。 (誤) (正) 10日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比9.71ポイント(0.30%)安の3260.67ポイントと反落した。 外部環境の不透明感が嫌気される流れ。米国の金利上昇と景気不安に加え、対中圧力の強化が警戒されている。「米国は中国に対する新たな規制の導入を検討しているもよう」と伝わった。報道によれば、米国企業が中国の先端技術開発に資金を提供することを制限する。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。リオープン(経済再開)の進展や、当局の景気テコ入れスタンスなどを背景に、中国景気の持ち直し期待が続いている。 なお、朝方公表された1月の中国物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス2.1%となり、市場予想と一致。生産者物価指数(PPI)はマイナス0.8%となり、下落率は市場予想(マイナス0.5%)を上回っている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、非鉄金属関連の下げが目立つ。非鉄合金メーカーの寧波博威合金材料(601137/SH)が4.7%安、非鉄金属メーカーの広晟有色金属(600259/SH)が2.4%安、産金で中国最大手の紫金鉱業集団(601899/SH)が1.8%安で引けた。 石炭株もさえない。山西ロ安環保能源開発(601699/SH)が3.0%安、エン鉱能源集団(600188/SH)が2.5%安、山煤国際(600546/SH)が1.8%安と値を下げた。自動車株、電器関連株、船舶製造株なども売られている。 半面、ホテル・観光株はしっかり。金陵飯店(601007/SH)が7.4%、上海錦江国際酒店(6007547/SH)が6.2%ずつ上昇した。電力株、食品関連株の一角も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.58ポイント(0.20%)安の295.52ポイント、深センB株指数が0.76ポイント(0.06%)高の1230.14ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》