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6日の中国本土市場概況:上海総合0.02%高で続伸、中国リオープン進展に期待感

2022/12/6 16:47 FISCO
*16:47JST 6日の中国本土市場概況:上海総合0.02%高で続伸、中国リオープン進展に期待感 6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比0.72ポイント(0.02%)高の3212.53ポイントと小幅続伸した。 中国リオープン(経済再開)の進展が相場を支える流れ。国内では、新型コロナウイルスの新規感染数が減少しつつある。また、当局は早ければ今週7日にも、コロナ規制緩和に向けた10項目の新たな対策を発表するもよう——などと報じられた。ほか、来年1月にも、新型コロナの感染症分類を引き下げる可能性があるとも伝わっている。米利上げの長期化観測などを嫌気して売られる場面がみられたものの、下値は堅く、指数は終盤にプラス圏に再び浮上した。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、消費関連の上げが目立つ。スーパーの永輝超市(601933/SH)がストップ(10.0%)高、食品の仏山市海天調味食品(603288/SH)が4.6%高、百貨店の王府井集団(600859/SH)が3.1%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が2.5%高、ホテルの上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が1.7%高、自動車の長城汽車(601633/SH)が1.6%高、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が1.4%高で引けた。 ハイテク株も高い。IC設計の上海韋爾半導体(603501/SH)が4.6%、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が3.2%、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.0%、産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が1.7%ずつ上昇した。素材株、運輸株、軍事関連株なども買われている。 半面、不動産株はさえない。上海世茂(600823/SH)が2.2%安、信達地産(600657/SH)が1.4%安、保利地産(600048/SH)が1.3%安、緑地HD(600606/SH)が1.2%安で取引を終えた。保険・証券株、エネルギー株、医薬品株、公益株も売られている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.34ポイント(0.80%)安の291.07ポイント、深センB株指数が0.84ポイント(0.07%)安の1164.63ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》