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26日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で3日ぶり反発、ハイテク・医薬に買い

2022/10/26 16:53 FISCO
*16:53JST 26日の中国本土市場概況:上海総合0.8%高で3日ぶり反発、ハイテク・医薬に買い 26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比23.22ポイント(0.78%)高の2999.50ポイントと3日ぶりに反発した。 当局のの経済安定化スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)などは25日、マクロ経済を安定させるべきとする声明を発表した。株式・債券、不動産市場の健全な発展を維持する方針を示している。足もとで売り材料視されていた人民元安の一服も好材料。外国為替市場で対米ドルのオフショア人民元は2010年以来の安値を再び更新していたが、26日未明から元高方向に戻している。急落した人民元相場を下支えるため、中国の国有銀行が25日夜、オンショア、オフショアの両市場で米ドル売りを実施したもようなどと報じられた。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、ITハイテク関連の上げが目立つ。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)とソフトウエア開発の中国軟件与技術服務(600536/SH)がそろってストップ(10.0%)高、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が6.1%高、金融機関向けセキュリティーソフトの深セン市金証科技(600446/SH)が5.1%高、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.0%高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が3.9%高で引けた。大和は最新リポートで、本土・香港市場に上場するテック株の投資判断を「中立」→「オーバーウエート」に引き上げている。 医薬品株も高い。人福医薬集団(600079/SH)が7.0%、薬明康徳(603259/SH)が6.8%、健康元薬業集団(600380/SH)が5.1%、広州白雲山医薬集団(600332/SH)が5.0%ずつ上昇した。 証券株もしっかり。中信建投証券(601066/SH)が3.5%高、国聯証券(601456/SH)が2.9%高、中原証券(601375/SH)が1.4%高と値を上げた。素材株、公益株、インフラ関連株、運輸株、自動車株なども買われている。 半面、石炭株は安い。エン鉱能源(600188/SH)が3.8%、中国中煤能源(601898/SH)が3.1%、中国神華能源(601088/SH)が2.7%ずつ下落した。不動産株、銀行・保険株も売られている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.48ポイント(0.87%)高の286.42ポイント、深センB株指数が3.44ポイント(0.31%)高の1102.73ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》