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11日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高で5日ぶり反発、発電・電力設備株に買い

2022/10/11 16:55 FISCO
*16:55JST 11日の中国本土市場概況:上海総合0.2%高で5日ぶり反発、発電・電力設備株に買い 11日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比5.65ポイント(0.19%)高の2979.79ポイントと5日ぶりに反発した。 買い戻しが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで急ピッチに下落し、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。ただ、上値は限定されている。中国経済の不透明感が重しとなった。国慶節連休をきっかけに、国内では新型コロナウイルスの新規感染数が増加している。16日開幕の5年に1度の中国共産党大会を前に、行動抑制が強化される恐れもある。人民元安の進行もマイナス材料。米利上げペース加速の見方が強まる中、米10年債利回りは上昇の勢いを増し、外国為替市場でも対米ドルのオフショア人民元は元安で推移している。指数は安く推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、発電・電力設備の上げが目立つ。華電国際電力(600027/SH)がストップ(10.0%)高、大唐国際発電(601991/SH)が7.5%高、中国核能電力(601985/SH)が7.3%高、東方電気(600875/SH)が3.7%高、国電南瑞科技(600406/SH)が2.3%高で引けた。 証券株も高い。西南証券(600369/SH)が7.7%、東呉証券(601555/SH)が2.0%、中原証券(601375/SH)が1.7%、中信建投証券(601066/SH)が1.4%ずつ上昇した。素材株、自動車株、海運株なども買われている。 半面、不動産株は安い。金地集団(600383/SH)が5.3%、新城控股集団(601155/SH)が4.9%、保利地産(600048/SH)が2.3%、信達地産(600657/SH)が1.5%ずつ下落した。医薬品株、エネルギー株、空運株、銀行・保険株も売られている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.63ポイント(0.57%)高の285.71ポイント、深センB株指数が0.19ポイント(0.02%)高の1119.06ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》