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6日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で3日続落、運輸関連に売り

2022/1/6 17:17 FISCO
*17:17JST 6日の中国本土市場概況:上海総合0.3%安で3日続落、運輸関連に売り 6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比9.10ポイント(0.25%)安の3586.08ポイント(上海A株指数は0.25%安の3757.99ポイント)と3日続落した。 経済活動の縮小が懸念される流れ。国内で新型コロナウイルスの感染拡大が散発する中、当局は「ゼロコロナ」政策による行動制限を強化している。また、ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国が2022年末までコロナ対策としての入国規制を継続する可能性があると指摘した。2月の北京冬季五輪、3月の「両会」(全国人民代表大会と全国政治協商会議)、秋の共産党大会など、重要イベントが相次ぐことを理由に挙げている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策に対する期待感が根強い状況だ。李克強・首相は経済関連の直近の座談会で、「大規模な法人税減税を実施し、第1四半期の経済成長を促す」と述べている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、運輸関連の下げが目立つ。中国南方航空(600029/SH)が3.2%安、中国国際航空(601111/SH)が2.9%安、広州白雲国際機場(広州白雲国際空港:600004/SH)が4.0%安、中遠海運HD(601919/SH)が3.4%安で取引を終えた。 金融株もさえない。招商銀行(600036/SH)が1.8%安、中国平安保険(601318/SH)が1.5%安、東方証券(600958/SH)が7.8%安で引けた。ハイテク株、自動車株、酒造株、公益株、不動産株なども売られている。 半面、ゼネコンや建機、素材などインフラ建設関連の銘柄は高い。中国交通建設(601800/SH)が6.9%、三一重工(600031/SH)が3.3%、宝山鋼鉄(600019/SH)が3.4%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.4%ずつ上昇した。インフラ投資加速が期待されている。そのほかエネルギー株、医薬品株も買われた。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.22ポイント(0.08%)安の287.06ポイント、深センB株指数が0.11ポイント(0.01%)高の1178.53ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》