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13日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で反発、インフラ関連に買い

2021/12/13 16:52 FISCO
*16:52JST 13日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で反発、インフラ関連に買い 週明け13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比14.73ポイント(0.40%)高の3681.08ポイント(上海A株指数は0.40%高の3858.42ポイント)と反発した。3カ月ぶりの高値水準を回復している。 中国政府の景気重視スタンが好感される流れ。先週閉幕した翌年の経済政策方針を決める重要会議「中央経済工作会議」では、積極的な財政政策と緩和的な金融政策の継続が確認された。また、中国メディアは13日、2022年分の専項債(公益事業向けに資金調達する特別地方債)に関し、当局は前倒し審査・承認の方針を決めたと報じている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、ゼネコンや建機、セメント、発電設備などインフラ関連が高い。中国交通建設(601800/SH)が2.7%、三一重工(600031/SH)が4.1%、華新水泥(600801/SH)が3.8%、国電南瑞科技(600406/SH)が7.9%ずつ上昇した。ハイテク株、エネルギー株、証券株、食品飲料株なども買われている。 半面、不動産株は安い。華夏幸福基業投資開発(600340/SH)が5.2%、金地集団(600383/SH)が2.9%、上海世茂(600823/SH)が2.7%ずつ下落した。民営大手の債務問題が引き続き足かせとなっている。銀行・保険株、自動車株、医薬品株、運輸株も売られた。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.86ポイント(0.30%)高の286.48ポイント、深センB株指数が0.85ポイント(0.07%)高の1202.89ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》