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2日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で3日ぶり反落、上海50A株指数は0.3%上昇

2021/12/2 16:57 FISCO
*16:57JST 2日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で3日ぶり反落、上海50A株指数は0.3%上昇 2日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比3.05ポイント(0.09%)安の3573.84ポイント(上海A株指数は0.08%安の3745.77ポイント)と3日ぶりに反落した。 新型コロナウイルス感染拡大が不安視される流れ。欧州やアフリカ、中東などで感染が広がっている変異ウイルス「オミクロン」は、米国でも初めて感染者が確認された。渡航制限など各国が水際対策を強化する中、経済活動の縮小が懸念されている。もっとも、下値は限定的。中国経済の先行き楽観や、産業支援策の期待感などが相場を下支えした。大型株などの物色で、上海市場の代表銘柄で構成される「上海50A株指数」は0.3%高とプラス圏で取引を終えている。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、医薬品が安い。薬明康徳(603259/SH)が3.2%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.9%、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.5%ずつ下落した。 発電株もさえない。国投電力(600886/SH)が1.8%安、華能国際電力(600011/SH)が1.7%安で引けた。ハイテク株、非鉄株、食品飲料株なども売られている。 半面、不動産は高い。保利地産(600048/SH)が2.6%、金地集団(600383/SH)が1.3%ずつ上昇した。資金繰り不安がやや薄らいでいる。デベロッパーの社債発行が再開され、発行額も足もとで増加していると報じられた。銀行株、エネルギー株、自動車株、海運株、インフラ建設株(ゼネコンやセメントなど)も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.33ポイント(0.47%)高の283.06ポイント、深センB株指数が1.27ポイント(0.11%)高の1181.77ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》