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13日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で続落、半導体セクターに売り

2021/8/13 16:48 FISCO
*16:48JST 13日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で続落、半導体セクターに売り 13日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比8.44ポイント(0.24%)安の3516.30ポイントと続落した(上海A株指数は0.24%安の3685.34ポイント)。 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。政府による一部業界の締め付け懸念や、新型コロナウイルス感染拡大が引き続き投資家心理の重しとなっている。コロナ感染状況を巡っては、世界最大級の港湾、寧波舟山港でも新規感染者を確認。当局は港の一部を閉鎖した。サプライチェーンが打撃を受ける恐れがあるだけに、国内経済に及ぼす影響が不安視されている。ただ、大きく売り込む動きはみられない。景気懸念が依然としてくすぶる中、金融緩和を含む景気対策が打ち出されるとの観測も根強い。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、ITハイテク関連の下げが目立つ。業務ソフト開発大手の用友網絡科技(600588/SH)が5.4%安、半導体の封止・検査で中国首位の江蘇長電科技(JCET:600584/SH)が5.1%安、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が3.6%安で引けた。半導体株に関しては、ICチップ価格の抑制スタンスを警戒されている。LED機器の深セン藍普視訊科技有限公司は12日、電子デバイス生産の深セン市富満電子集団(300671/SZ)がIC価格を不当に吊り上げているとして、関係各局に通報した(富満電子集団株は深セン市場で7.8%安)。 自動車株もさえない。長城汽車(601633/SH)が3.6%安、北汽福田汽車(FOTON:600166/SH)が3.4%安、東風汽車(DFAC:600006/SH)が3.2%安と値を下げた。医薬品株、不動産株、エネルギー株、金融株の一角なども売られている。 半面、不動産株の一角は高い。格力地産(600185/SH)が4.9%、華麗家族(600503/SH)が2.4%、金地集団(600383/SH)が1.6%ずつ上昇した。素材株、公益株、食品飲料株も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.03ポイント(0.39%)高の265.40ポイント、深センB株指数が1.22ポイント(0.10%)安の1215.80ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《FA》