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概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、国内への外資流入が加速

2021/5/26 9:42 FISCO
*09:42JST 概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数はまちまち、国内への外資流入が加速 【ブラジル】ボベスパ指数 122987.71 -0.84% 25日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1043.91ポイント安(-0.84%)の122987.71で取引を終了した。124695.6から122700.9からまで下落した。 買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ボベスパ指数が年初来の高値水準で推移しており、高値警戒感から利益確定売りが優勢。また、インフラ加速に伴う追加の利上げ懸念も引き続き指数の足かせとなった。一方、国内外における新型コロナウイルスワクチン接種が進んでいることが引き続き好感された。 【ロシア】MICEX指数 3686.76 +0.66% 25日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比24.25ポイント高(+0.66%)の3686.76で取引を終了した。3672.27から3693.39まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、終盤は再び上げ幅を拡大させた。原油高が支援材料となり、資源の一角に買いが広がった。また、海外市場が堅調だったことも好感された。一方、指数の上値は重い。地政学的リスクへの懸念が引き続き警戒された。 【インド】SENSEX指数 50637.53 -0.03% 25日のインドSENSEX指数はまちまち。前日比14.37ポイント安(-0.03%)の50637.53、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同10.75ポイント高(+0.07%)の15208.45で取引を終えた。 終盤はマイナス圏に転落したが、引け間際に買い戻された。国内への外資流入が加速していることも好感された。報告によると、2020年度のインドの外資流入額は前年同期で19%増加したという。ほかに、外国人投資家(FII)の買い継続が支援材料。FIIはきのう25日までに4日連続の買い越しとなった。 【中国本土】上海総合指数 3581.34 +2.40% 25日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比84.06ポイント高(+2.40%)の3581.34ポイントと大幅続伸した。今年2月下旬以来、約3カ月ぶりの高値水準を回復している。 経済活動の早期正常化が期待される流れ。新型コロナウイルスワクチンの接種進展が材料視された。中国国家衛生健康委員会は24日、国内でのワクチン接種回数が23日時点で累計5億1085万8000回に達したと報告。ペースは一段と加速している実態を明らかにした。人民元高の進行も追い風。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元レートの対米ドル基準値を再び元高方向に設定した。上海外国為替市場でも元高が進み、2018年6月以来の高値水準で推移。海外マネーの流入が期待されている。 《CS》