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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり

2020/12/8 9:50 FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は5日ぶりに反落、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり 【ブラジル】ボベスパ指数 113589.77 -0.14% 7日のブラジル株式市場は5日ぶりに反落。主要指標のボベスパ指数は前日比160.45ポイント安(-0.14%)の113589.77で取引を終了した。114531.00から112629.2まで下落した。 プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、米中対立の激化や欧米市場がさえない展開を示したことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。新型コロナウイルスワクチンの早期普及期待の高まりが引き続き支援材料となった。 【ロシア】MICEX指数 3195.08 +0.33% 7日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比10.36ポイント高(+0.33%)の3195.08で取引を終了した。3172.29から3208.53まで上昇した。 売りが先行した後は前日の終値近辺で一進一退の展開を示した。新興国市場への外資流入が加速していることが支援材料。一方、指数の上値は重い。原油価格の下落が足かせとなったほか、米中対立の激化も警戒された。 【インド】SENSEX指数 45426.97 +0.77% 7日のインドSENSEX指数は強含み。前日比347.42ポイント高(+0.77%)の45426.97、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.20ポイント高(+0.73%)の13355.75で取引を終えた。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気の回復が好感された。インド経済が2022年度末までに新型コロナ流行前の水準に戻ると予測されている。また、電子インボイス経由の物品・サービス税(GST)の徴収額は11月に17%増加したとも報告された。このほか、外国人投資家(FII)の買い継続も指数をサポートした。 【中国本土】上海総合指数 3416.60 -0.81% 週明け7日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比27.98ポイント安(-0.81%)の3416.60ポイントと反落した。 米中関係の悪化が警戒される流れ。米メディアは7日午前(日本時間)、「米政府は、香港立法会(議会)民主派議員の資格剥奪に絡み、最大14人の中国当局者に制裁を科す準備を進めている」と複数関係者の話として伝えた。市場では、「トランプ米大統領は任期中(2021年1月20日正午まで)に、中国に対する圧力を一段と強める」との見方が広がっている。また、米国防総省は3日、今年6月に策定した中国人民解放軍が所有、または支配していると見なされる中国企業のリスト(通称、ブラックリスト)に4社を追加したと正式に公表。これらを受け、指数算出会社のFTSEラッセルは4日、一部指数の組み入れ銘柄から中国企業8社を除外すると発表した。 《CS》