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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、レアル安進行を警戒

2020/4/27 10:12 FISCO
*10:12JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は続落、レアル安進行を警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 75330.61 -5.45% 24日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比4342.69ポイント安(-5.45%)の75330.61で取引を終了した。79666.6から72040.8まで下落した。 小幅安で寄り付いた後は下げ幅を拡大させ、引けまで狭いレンジで推移した。通貨レアル安の進行が警戒され、ブラジル株への売りが継続した。レアルの対米ドル為替レートは再び過去最安値を更新。また、景気の先行き不安なども引き続き圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2562.03 -1.44% 24日のロシア株式市場は3日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比37.38ポイント安(-1.44%)の2562.03で取引を終了した。2596.97から2551.66まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を再び拡大させた。ブレント原油先物の下落が圧迫材料となり、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気の先行き不安も指数の足かせとなった。一方、利下げの実施が好感された。ロシア中央銀行は24日、政策金利を年6.0%から5.5%に引き下げると発表した。中銀は、次回の金融政策決定会合(6月)での追加利下げも示唆した。 【インド】SENSEX指数 31327.22 -1.68% 24日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反落。前日比535.86ポイント安(-1.68%)の31327.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.50ポイント安(-1.71%)の9154.40で取引を終えた。 この日のアジア市場がおおむね軟調展開を示していたことを受け、インド株にも売りが広がった。国内では、景気の大幅悪化観測が嫌気された。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率について、前期のプラス3%からマイナス5.2%に落ち込むと予測されている。予想通りなら1990年代中盤以来の低水準になる。 【中国本土】上海総合指数 2808.53 -1.06% 24日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.97ポイント安(-1.06%)の2808.53ポイントと続落した。 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。「景気回復には時間がかかる」との見方が改めて広がっている。銀行の不良債権比率が3月末時点で2.04%に上昇し(昨年12月末は1.98%)、第2四半期はさらに上昇すると予測された。企業業績の不振も懸念。新型コロナウイルスの流行を受け、中国企業の業績は大幅に悪化している——などと伝えられた。メディア集計によると、今月22日までに2020年第1四半期(1-3月)の業績見通しを発表した上場企業約1650社のうち、最終赤字を予告した企業が715社と全体の4割超を占めている。減益を予想した企業も合わせると同比率は7割に達し、重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行した03年以降で最も高い比率を記録した。 《FA》