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*16:50JST 11日の中国本土市場概況:上海総合0.9％安で反落、保険・証券セクター下げ主導 11日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比28.24ポイント（0.94％）安の2968.52ポイントと反落した（上海A株指数は0.94％安の3110.82ポイント）。 景気先行きの不透明感が意識される流れ。サプライチェーンの混乱が改めて不安視された。中国以外の国・地域では、新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず、ヒトとモノの移動が制約されている。中国の経済活動再開の期待が強まるなか指数はプラス圏で推移していたものの、中盤からマイナスに転じた。 保険・証券株が下げを主導する。中国平安保険（601318/SH）が1.3％安、中信建投証券(601066/SH)が3.9％安で引けた。ハイテク株と医薬品株も安い。北京兆易創新科技（603986/SH）が6.7％、薬明康徳（603259/SH）が4.0％ずつ下落した。資源・素材株、自動車株、発電株なども売られている。 外貨建てB株相場も値下がり。上海B株指数が0.43ポイント（0.18％）安の237.46ポイント、深センB株指数が5.87ポイント（0.63％）安の922.00ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》