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4日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日続伸、建設や不動産関連の上げ目立つ

2020/3/4 16:53 FISCO
*16:53JST 4日の中国本土市場概況:上海総合0.6%高で3日続伸、建設や不動産関連の上げ目立つ 4日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.77ポイント(0.63%)高の3011.67ポイントと3日続伸した(上海A株指数は0.63%高の3156.06ポイント)。心理的節目の3000台を終値で回復するのは、2月25日以来となる。 中国の経済政策に対する期待感が持続する流れ。1~2月に地方政府が発行した債券総額は、総額で1兆2230億人民元規模に達し、前年同期比で7割増加した。各種のインフラプロジェクトが進ちょくするとみられている。金融緩和の思惑も高まった。米連邦準備理事会(FRB)による緊急利下げを受け、中国でも近く利下げが実施されるとの観測が流れている。中国国営メディア(電子版)は4日、利下げを示唆する社説を掲載した。新型コロナウイルスを巡る警戒感もやや薄らぐ。新型コロナの新たな感染者数は減少傾向をたどり、3日は119人にとどまった(発生源の武漢市をかかえる湖北省以外では4人のみ)。収束に向けた期待が強まっている。 業種別では、ゼネコンや建材のインフラ関連が高い。福建水泥(600802/SH)が4.5%、中国鉄建(601186/SH)が4.0%ずつ上昇した。不動産株も上げが目立つ。金地集団(600383/SH)が5.2%高で引けた。食品飲料株や発電株、金融株、運輸株なども買われている。 半面、ハイテク株は安い。フラッシュメモリ製造などの北京兆易創新科技(603986/SH)が8.1%、業務ソフト大手の用友網絡科技(600588/SH)が7.9%ずつ下落した。テレワーク関連株、医薬品株、自動車株の一角も売られている。 一方、外貨建てB株相場は値上がり。上海B株指数が1.43ポイント(0.60%)高の240.02ポイント、深センB株指数が0.85ポイント(0.09%)高の932.53ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》