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2日の中国本土市場概況:上海総合3.2%高で反発、インフラ関連セクター急伸

2020/3/2 17:07 FISCO
*17:07JST 2日の中国本土市場概況:上海総合3.2%高で反発、インフラ関連セクター急伸 週明け2日の中国本土市場は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比90.63ポイント高(+3.15%)の2970.93ポイントと急反発した(上海A株指数は3.15%高の3113.33ポイント)。 中国の経済対策に期待感が広がる流れ。週末に公表された2月の製造業PMI(国家統計局などが集計)が予想以上に悪化し、過去最低を記録するなか、「中国当局は経済成長率の目標を達成するため、財政支出の拡大など追加の景気下支え策を速やかに打ち出す」との見方が強まった。新型コロナウイルスを巡り、中国各地で警戒レベル引き下げが相次いでいる点もプラス。主要企業の生産能力が回復しつつある点を踏まえ、経済活動の正常化も見込まれている。また、上海総合指数は先週末に急落し、約3週ぶりの安値を付けただけに、下値を拾う買いも活発化した。 業種別では、ゼネコンやセメント、建機のインフラ関連が急伸。中国中鉄(601390/SH)と中国鉄建(601186/SH)がそろってストップ高、安徽海螺セメント(600585/SH)が9.9%高、三一重工(600031/SH)が8.7%高で引けた。安徽海螺セメントと三一重工は上場来高値を更新している。不動産株も高い。金地集団(600383/SH)が7.2%上昇した。このほかテレワーク関連株、金融株、自動車株、消費関連株、運輸株、ハイテク株、医薬品株など幅広く反発している。 他の個別株動向では、人工知能(AI)の科大訊飛(アイフライテック:002230/SZ)が5.7%高と急反発。2019年通期の45%増益が好感された。 外貨建てB株相場も値上がり。上海B株指数が7.36ポイント(3.19%)高の238.09ポイント、深センB株指数が13.21ポイント(1.43%)高の935.28ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》