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25日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高で4日ぶり反発、大型株が上げ主導

2019/11/25 17:01 FISCO
*17:01JST 25日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高で4日ぶり反発、大型株が上げ主導 週明け25日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比20.88ポイント(0.72%)高の2906.17ポイントと4日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、21.89ポイント(0.72%)高の3044.86ポイントで取引を終えている。 米中通商協議の進展期待が強まる流れ。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は25日、「米中通商協議の『第1段階合意』は非常に近い」とツイッターの公式アカウントで伝えた。また、市場で「第1段階合意」が来年にずれ込む可能性があるなどと報じられたことについて、トランプ米大統領は22日、米メディアの電話インタビューで「(米中合意は)潜在的に非常に近づいている」と述べ、同観測を否定している。 金融やエネルギーの大型株が相場をけん引。中国工商銀行(601398/SH)が2.1%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.2%高、中国石油天然気(601857/SH)が1.8%高、中国神華能源(601088/SH)が2.9%高で引けた。 ゼネコンや素材のインフラ建設関連株も急伸。中国交通建設(601800/SH)が6.4%、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.7%、安徽海螺セメント(600585/SH)が4.0%ずつ上昇する。今年は例年より気温が高いことから、本格的な冬場を迎える前に工事を急ぐ傾向が強まっていると伝わった。鋼材・セメント需要は堅調に推移し、価格も上昇傾向が鮮明化している。このほか不動産株、運輸株、自動車株、公益株なども買われた。 半面、ハイテク株は安い。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が3.7%下落した。医薬品株、食品・飲料株、メディア関連株も売られている。 一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が1.50ポイント(0.59%)高の254.41ポイント、深センB株指数が2.05ポイント(0.23%)安の901.53ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》