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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、決算手がかりに選別物色

2019/11/1 11:00 FISCO
*11:00JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は3日続落、決算手がかりに選別物色 【ブラジル】ボベスパ指数 107219.8 -1.10% 31日のブラジル市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比1187.7ポイント安(-1.10%)の107219.8で取引を終えた。108403.1から106355.8まで下落した。 売りが先行した後は下げ幅を拡大させ、引けまで安値圏で推移した。銀行セクターの下落が指数を圧迫。また、米中貿易摩擦への懸念が再び高まっていることも警戒された。ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。一方、利下げの実施などが引き続き指数をサポートした。 【ロシア】MICEX指数 2911.15 -0.59% 31日のロシア株式市場は3日ぶり反落。主要指標のMOEX指数は前日比17.17ポイント安(-0.59%)の2893.98で取引を終了した。2936.26から2884.30まで下落した。 買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合ったが、終盤にマイナス圏に転落した。原油価格の下落が嫌気され、資源銘柄を中心に売りが広がった。また、米中通商摩擦への懸念が再び高まっていることも圧迫材料。中国は米国との包括的かつ長期的な通商合意に達することが困難だと考えているとの報道が嫌気された。ほかに、最近の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売り圧力も強まった。 【インド】SENSEX指数 40051.87 +0.19% 31日のインドSENSEX指数は5日続伸。前日比77.18ポイント高(+0.19%)の40129.05、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同33.35ポイント高(+0.28%)の11877.45で取引を終えた。 終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を縮小させた。米利下げの実施を受け、インドなど新興国からの資金流出懸念が低下した。国内では、一段の構造改革などに対する期待が高まっていることが支援材料。また、政府が2024年までに空港を100カ所新たに整備する計画も関連銘柄の物色手掛かりとなった。国内メディアによると、政府は100カ所の空港に計1兆ルピー(約1兆5300億円)の資金を投入する計画だという。 【中国本土】上海総合指数 2929.06 -0.35% 31日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比10.26ポイント安(-0.35%)の2929.06ポイントと3日続落した。上海A株指数も下落し、10.74ポイント(0.35%)安の3068.72ポイントで取引を終えている。 中国景気の先行き不安が強まる流れ。中国国家統計局と中国物流購入連合会は朝方、2019年10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.3だったと発表した。予想以上に悪化し、景況判断の境目となる50を6カ月連続で割り込んでいる。米中通商協議の不透明感が後退するなか朝方は買われたものの、上値は重く、指数はほどなくマイナスに転じた。また、主要企業の1~9月期決算発表を手がかりにした売り買いも活発化している。 《NH》