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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、資源セクターに買いが広がった

2019/10/17 9:58 FISCO
*09:58JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は続伸、資源セクターに買いが広がった 【ブラジル】ボベスパ指数 105422.8 +0.89% 16日のブラジル市場は6日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比933.2ポイント高(+0.89%)の105422.8で取引を終えた。103521.1から105462.1まで上昇した。 前半は軟調な展開を示したが、その後は上げ幅をじりじりと拡大させた。電力や銀行関連の上昇が指数をサポート。また、原油価格の上昇も資源セクターの物色手掛かりとなった。国内では、利下げ期待の高まりが引き続き好感された。一方、米景気の鈍化懸念や米市場の下落が指数の上値を押さえた。 【ロシア】MICEX指数 2744.35 +1.07% 16日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMOEX指数は前日比29.09ポイント高(+1.07%)の2744.35で取引を終了した。2714.81から2745.00まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。資源セクターに買いが広がったことが指数の上げを主導した。原油価格の上昇が好感されたほか、国内の鉄鋼需要が拡大するとの観測が物色手掛かりとなった。一方、鉱工業生産の伸び鈍化観測などが足かせとなった。10-12月期の鉱工業生産の伸び率は1.2-1.5%まで鈍化すると予測されている。 【インド】SENSEX指数 38598.99 +0.24% 16日のインドSENSEX指数は4日続伸。前日比92.90ポイント高(+0.24%)の38598.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同35.70ポイント高(+0.31%)の11464.00で取引を終えた。 後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。この日のアジア市場がおおむね堅調な値動きを示していたことを受け、インド株にも買いが広がった。また、外国人投資家(FII)の買い継続も支援材料。FIIはこの日までに4日連続の買い越しとなった。 【中国本土】上海総合指数 2978.71 -0.41% 16日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.33ポイント安(-0.41%)の2978.71ポイントと続落した。 米中対立の激化が警戒される流れ。米下院は15日(日本時間16日朝方)、香港の自治を守る「香港人権・民主主義法案」を可決した。中国側は法案可決を非難した上で、報復を示唆している。ただ、中国の政策に対する期待感が一段と強まるなかで下値は限定的。中国の成長率見通し引き下げを受け、逆に景気テコ入れ策が強化されるとの見方だ。国際通貨基金(IMF)は15日、世界経済見通しの最新版を公表し、中国の成長率見通しを2019年に6.1%、20年に5.8%とそれぞれ前回予測から下方修正している(成長率6%割れは30年ぶりとなる見通し)。 《CS》