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概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続落、原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り材料

2019/10/1 10:03 FISCO
*10:03JST 概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は小幅続落、原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り材料 【ブラジル】ボベスパ指数 104745.3 -0.32% 30日のブラジル市場は小幅続落。主要指標のボベスパ指数は前日比332.3ポイント安(-0.32%)の104745.3で取引を終えた。105177.5から104638.2まで下落した。 小幅安で寄り付いた後は前日の終値近辺でもみ合った。景気の先行き不安が高まっていることが足かせに。また、主要なアジア市場が軟調な展開を示したことも圧迫材料となった。一方、指数の下値は限定的。米財務省報道官が中国企業の米株式市場での上場廃止を検討しているとの先週の報道を否定したことを受け、米中対立への懸念がやや後退している。 【ロシア】MICEX指数 2747.18 -0.39% 30日のロシア株式市場は小幅続落。主要指標のMOEX指数は前日比10.80ポイント安(-0.39%)の2747.18で取引を終了した。2764.31から2744.47まで下落した。 買いが先行した後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。原油価格の下落がウエートの高い資源銘柄の売り材料。また、米中対立への懸念なども指数の足かせに。このほか、米国が米大統領選挙を妨害したことを理由にロシア企業3社と個人2人に対し、新たな経済制裁を発表したことがロシア株の売り圧力を強めた。 【インド】SENSEX指数 38667.33 -0.40% 30日のインドSENSEX指数は小幅続落。前日比155.24ポイント安(-0.40%)の38667.33、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同37.95ポイント安(-0.33%)の11474.45で取引を終えた。 買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジで推移した。主要なアジア市場が軟調な展開を示したことを受け、インド株にも売り圧力を強めた。また、米中対立への警戒感が高まっていることも指数の足かせに。このほか、中国本土市場が翌10月1日から7日まで国慶節(建国記念日)の大型連休に入るため、インド市場にも積極的な買いは手控えられた。 【中国本土】上海総合指数 2905.19 -0.92% 週明け30日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比26.98ポイント安(-0.92%)の2905.19ポイントと反落した。8月30日以来の安値水準に落ち込んでいる。 米中対立の激化を警戒。複数の米メディアは27日、「米政権は中国企業への投資制限を検討している」と伝えた。報道によれば、米国上場の中国企業に対する年金基金による投資の制限、中国企業の米預託証券(ADR)の上場廃止などが検討されているという(その後、米財務省はADR上場廃止検討を否定)。また、本土市場は10月1日-7日まで国慶節により休場となることもあり、買いを手控えるスタンスも漂った(8日に取引再開)。官民で発表された9月製造業PMIが上振れたことや、中国の景気テコ入れ策に対する期待感などで指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、買いの勢いは続かず、引けにかけて下げ幅を広げている。 《CS》