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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、米中対立の激化を不安視

2019/8/7 10:05 FISCO
*10:05JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、米中対立の激化を不安視 【ブラジル】ボベスパ指数 102163.7 +2.06% 6日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2065.9ポイント高(+2.06%)の102163.7で取引を終えた。100097.5から102178.1まで上昇した。 買いが先行した後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏で推移した。中国人民銀行が為替操作を否定、人民元売買の基準値を元高に設定したことが、米中貿易摩擦の懸念をやや後退させた。また、中国がブラジルからの農産品輸入を拡大させる可能性が高いとの見方も支援材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2683.35 +1.29% 6日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMOEX指数は前日比34.19ポイント高(+1.29%)の2683.35で取引を終了した。2654.11から2686.86まで上昇した。 終始プラス圏で推移し、引けにかけて上げ幅を拡大させた。連日の下落で値ごろ感が強まったほか、米国によるロシアへの追加制裁懸念が後退していることが支援材料。また、中国人民銀行が為替操作を否定、人民元売買の基準値を元高に設定したことも、米中貿易摩擦の懸念をやや後退させた。 【インド】SENSEX指数 36976.85 +0.75% 6日のインドSENSEX指数は小反発。前日比277.01ポイント高(+0.75%)の36976.85、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同85.65ポイント高(+0.79%)の10948.25で取引を終えた。 買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。経済指標の改善が指数をサポート。7月のマークイット・サービス業購買担当者景気指数(PMI)は前月の49.6から53.8まで上昇し、1年ぶりの高水準を記録した。また、利下げ観測の高まりなども支援材料となった。 【中国本土】上海総合指数 2777.56 -1.56% 6日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比43.94ポイント安(-1.56%)の2777.56ポイントと5日続落した。今年2月21日以来、約5カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。 米中対立の激化を不安視。米財務省は現地時間5日、経済制裁対象の「為替操作国」に中国を指定したと公表した。米中通商交渉の混迷化も危惧されている。米政権による対中制裁関税「第4弾」の発動表明に対抗し、中国商務部は6日未明、米農産品の購入を一時停止すると発表した。 《CS》