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3日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で続落、不動産セクターはしっかり

2019/7/3 16:58 FISCO
*16:58JST 3日の中国本土市場概況:上海総合0.9%安で続落、不動産セクターはしっかり 3日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比28.68ポイント(0.94%)安の3015.26ポイントと続落した。上海A株指数も下落し、30.07ポイント(0.94%)安の3158.10ポイントで取引を終えている。 米中通商問題に対する楽観がやや後退する流れ。米中の通商交渉は長期化する——との見方が改めて広がっている。ナバロ米大統領補佐官(通商担当)は2日、「中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する輸出規制の緩和は限定される」と説明した。 保険・証券株が下げを主導。中国人民保険集団(601319/SH)が2.7%安、中信証券(600030/SH)が3.0%安で引けた。ハイテク株も安い。通信機器メーカーの東方通信(600776/SH)が2.8%、金融機関向けソフトの恒生電子(600570/SH)が2.6%ずつ下落した。資源・素材株、海運株、消費関連株、インフラ関連株なども売られている。 半面、不動産株は高い。大手の金地集団(600383/SH)が2.2%上昇した。産金株、自動車株の一角も買われている。 一方、外貨建てB株は反落。上海B株指数が1.79ポイント(0.59%)安の300.37ポイント、深センB株指数が7.15ポイント(0.72%)安の986.08ポイントで終了した。 【亜州IR】 《FA》