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概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は大幅に値上がり、目先の悪材料を消化する流れ

2019/5/13 9:50 FISCO
*09:50JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は大幅に値上がり、目先の悪材料を消化する流れ 【ブラジル】ボベスパ指数 94257.56 -0.58% 10日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比550.29ポイント安(-0.58%)の94257.56で取引を終えた。94847.83から93234.12まで下落した。 おおむねマイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。米中貿易摩擦の激化が警戒され、リスク回避の売りが継続。また、弱い経済指標も引き続き指数の足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。最近の下落で値ごろ感が強まり、一部内需関連に買い戻しが広がった。 【ロシア】MICEX指数 2514.87 -1.16% 休み明けとなる10日のロシア株式市場は4日続落。主要指標のMOEX指数は前日比29.56ポイント安(-1.16%)の2514.87で取引を終了した。2540.38から2511.16まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、後半に下げ幅を拡大させた。米中貿易摩擦の激化が引き続き圧迫材料。米政府は10日、予定通り2000億米ドル相当の中国製品に対する関税の引き上げを実施した。これに対し、中国側も相応の措置を取ると発言した。また、原油価格の下落なども資源銘柄の売り手掛かりとなった。 【インド】SENSEX指数 37462.99 -0.26% 10日のインドSENSEX指数は8日続落。前日比95.92ポイント安(-0.26%)の37462.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同22.90ポイント安(-0.20%)の11278.90で取引を終えた。 前日の終値近辺でもみ合った後は終盤にマイナス圏に転落した。海外市場の下落を受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、米中高官協議を見極めたいとのムードが強まり、積極的な買いは手控えられた。国内では、弱い経済指標や自動車大手の生産減などが景気の先行き不安を強めた。 【中国本土】上海総合指数 2939.21 +3.10% 10日の上海総合指数は大幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比88.26ポイント高(+3.10%)の2939.21ポイントと3日ぶりに反発した。 目先の悪材料を消化する流れ。懸念されているた米国の関税引き上げは、予定通り10日の現地時間午前0時1分(日本時間で午後1時1分)に実施された。中国商務部はその直後に、「相応の措置を取らざるを得ない」との声明を改めて出している。本土の主要株価指数は後場寄り後マイナス圏に沈んだものの、程なくプラスに転じた。トランプ氏は昨夜、「(習・主席から)素晴らしい書簡を受け取った」と述べ、電話会談の可能性を示唆している。 《CS》