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概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、成長鈍化などを嫌気

2019/3/1 10:35 FISCO
*10:35JST 概況からBRICsを知ろう~ブラジル株式市場は続落、成長鈍化などを嫌気 【ブラジル】ボベスパ指数 95584.38 -1.77% 28日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1722.93ポイント安(-1.77%)の95584.38で取引を終えた。97528.00から95364.38まで下落した。 小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。成長鈍化が嫌気された。昨年10-12月期の国内総生産(GDP)成長率は1.1%となり、前期の1.4%と市場予想の1.2%を下回った。外部環境では、米朝合意の見送りや米中通商交渉が難航するとの観測が圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2485.27 -0.22% 28日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMOEX指数は前日比5.38ポイント安(-0.22%)の2485.27で取引を終了した。2490.57から2468.06まで下落した。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅を縮小させた。米朝合意の見送りが圧迫材料となり、ロシア株にも売りが広がった。また、米中通商協議が難航するとの観測も引き続き嫌気された。一方、指数の下値は限定的。原油価格の上昇などが支援材料となった。 【インド】SENSEX指数 35867.44 -0.11% 2月28日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比37.99ポイント安(-0.11%)の35867.44、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同14.15ポイント安(-0.13%)の10792.50で取引を終えた。 プラス圏で推移した後は終盤にマイナス圏に転落した。インドとパキスタンをめぐる地政学リスクの高まりがインド株の売り圧力を高めた。また、財政赤字の拡大や成長鈍化観測なども引き続き指数の足かせに。外部環境では、米中協議が難航するとの観測が嫌気されたほか、米朝合意の見送りも圧迫材料となった。 【中国本土】上海総合指数 2940.95 -0.44% 28日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比12.87ポイント安(-0.44%)の2940.95ポイントと反落した。 中国の景況感悪化を嫌気。寄り付き前に公表された2月製造業PMI(国家統計局などが集計・発表)は約3年ぶりの低い水準となった。49.2に下振れし、3カ月連続で景況判断の節目(50)を下回っている。米中協議の難航観測もマイナスだ。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は議会の公聴会で、「残された課題はあまりにも深刻。両国が合意に達するかどうかはまだ分からない」と述べた。 《NH》