マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 5:27:06
9,373,327
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続落、金融やIT関連の下落が指数の足かせに

2019/2/15 9:59 FISCO
*09:59JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は続落、金融やIT関連の下落が指数の足かせに 【ブラジル】ボベスパ指数 98015.13 +2.27% 14日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比2172.73ポイント高(+2.27%)の98015.13で取引を終えた。94915.50から98018.81まで下落した。 前日の終値近辺でもみ合った後は後半に上げ幅を急速に拡大させた。構造改革の進展期待に伴う外資の流入加速観測が好感され、ブラジル株に買いが広がった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは最新リポートで、ブラジル政府が公表した年金改革案が予想とほぼ一致していると評価。ただ、具体的な進捗予定はまだ決まっていないと指摘した。また、銀行の業績改善見通しも同セクターの支援材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2460.82 -1.00% 14日のロシア株式市場は続落。主要指標のMOEX指数は前日比24.94ポイント安(-1.00%)の2460.82で取引を終了した。2475.50から2448.41までした。 売りが先行した後は引けまで狭いレンジで推移した。米国による追加の制裁懸念が引き続き圧迫材料。超党派の米上院議員団は13日、ロシアの銀行や資源セクターに対する新たな制裁法案を提出した。また、この日の欧米市場がおおむね軟調な展開を示したことも警戒された。 【インド】SENSEX指数 35876.22 -0.44% 14日のインドSENSEX指数は続落。前日比157.89ポイント安(-0.44%)の35876.22、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同47.60ポイント安(-0.44%)の10746.05で取引を終えた。 SENSEX指数は小幅高で寄り付いた後は売りに押され、引けまで安値圏で推移した。金融やIT関連の下落が指数の足かせに。弱い業績報告が引き続き嫌気された。また、主要なアジア市場が軟調な値動きを示したことも圧迫材料となった。 【中国本土】上海総合指数 2719.70 -0.05% 14日の上海総合指数は小幅に値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比1.37ポイント安(-0.05%)の2719.70ポイントと6日ぶりに反落した。 利食い売り圧力が意識される流れ。上海総合指数は13日まで急ピッチな上昇が持続し、足元では約4カ月ぶりの高値水準を回復した。もっとも、大きく売り込む動きはみられない。米中貿易戦争の警戒感が薄らぐなか、指数はプラス圏で推移する場面もみられている。米政府が定めた制裁関税引き上げ期限が3月1日に迫るなか、米関係者の話として「期限の60日間先送りを検討する」との情報が14日昼近くに報じられた。14~15日にかけた閣僚級通商協議は、北京で開かれている。取引時間中に公表された今年1月の中国貿易統計に関しては、輸出・輸入の伸びがそろって上振れた。 《CS》