マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,512.00
+431.63
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 7:34:13
8,951,675
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、過度な景気減速懸念が薄らぐ

2018/11/13 9:41 FISCO
*09:41JST 概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、過度な景気減速懸念が薄らぐ 【ブラジル】ボベスパ指数 85524.69 -0.14% 12日のブラジル市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比116.52ポイント安(-0.14%)の85524.69で取引を終えた。86227.44から85009.31まで下落した。 中盤に下げ幅を大幅に拡大させたが、終盤は前日の終値近辺まで回復した。米株の急落が警戒され、ブラジル株にも売り圧力が高まった。また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。一方、銀行の一角に買いが広がったことが指数をサポートした。 【ロシア】MICEX指数 2403.47 -1.44 12日のロシア株式市場は3日続落。主要指標のMICEX指数は前日比9.66ポイント安(-0.40)の2393.81で取引を終了した。2425.08から2391.57まで下落した。 プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。米国がロシアのアルミ最大手UCルサールなどに実施している制裁を再び延長すると発表したことが嫌気され、ロシア株に売りが継続した。一方、ブレント原油価格が取引時間中に上昇したことが指数をサポートした。 【インド】SENSEX指数 34812.99 -0.98% 12日のインドSENSEX指数は続落。前日比345.56ポイント安(-0.98%)の34812.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同103.00ポイント安(-0.97%)の10482.20で取引を終えた。 買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。失業率の上昇を受け、消費の縮小懸念が高まった。10月の失業率は6.9%となり、2年ぶりの高水準を記録した。また、金融システムの流動性不足懸念が解消されていないことなども引き続き同セクターの圧迫材料となった。 【中国本土】上海総合指数 2630.52 +1.22% 週明け12日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比31.65ポイント高(+1.22%)の2630.52ポイントと6日ぶりに反発した。 中国消費の堅調を背景に、過度な景気減速懸念が薄らぐ。オンライン通販の最大商戦日に当たる11日の「独身の日(シングルデー)」では、イベントを主催した中国の電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング:BABA/NYSE)の総取引高が過去最高を記録した。株価の下値不安も後退。証券当局は9日、上場企業の自社株買い戻し支援策を発表した。株価純資産倍率(PBR)の1.0倍以下銘柄、直近20営業日で30%の下落銘柄が認められるというもの。現地メディアによれば、9日時点でA株292銘柄が対象となったという。指数は中盤から上げ足を速めた。 《CS》