マーケット
10/10 15:15
39,380.89
+102.93
42,454.12
-57.88
暗号資産
FISCO BTC Index
10/11 13:23:28
9,029,194
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反落、通貨ルピー安が一段と進行するとの観測

2018/11/6 9:49 FISCO
*09:49JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は反落、通貨ルピー安が一段と進行するとの観測 【ブラジル】ボベスパ指数 89598.16 +1.33% 休み明けとなる5日のブラジル市場4日続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比1179.11ポイント高(+1.33%)の89598.16で取引を終えた。88347.26から89598.16まで上昇した。 おおむねプラス圏で推移し、終盤にかけて上げ幅を拡大させた。堅調な経済指標が支援材料。10月のマークイット・ブラジル製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.1となり、前月の50.9を上回った。また、景気減速懸念がやや後退していることも好感された。このほか、次期大統領ジャイル・ボルソナロ氏が財政再建を約束したことなど経済改革への期待が引き続き指数をサポートした。 【ロシア】 休場 【インド】SENSEX指数 34950.92 -0.17% 5日のインドSENSEX指数は反落。前日比60.73ポイント安(-0.17%)の34950.92、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同29.00ポイント安(-0.27%)の10524.00で取引を終えた。 終始マイナス圏で推移し、終盤に下げ幅をやや縮小させた。通貨ルピー安が一段と進行するとの観測がインド株の売り圧力を強めた。原油価格の上昇などを受け、ルピーの対米ドル為替レートは向こう3カ月で一段と下落すると予測されている。また、10月の消費者信頼感指数が小幅に増加しているとの統計結果も小売関連の圧迫材料。休日が集中する10月の消費額は例年ではほかの月を大幅に上回る背景があるためだ。 【中国本土】上海総合指数 2665.43 -0.41% 週明け5日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比11.05ポイント安(-0.41%)の2665.43ポイントと5日ぶりに反落した。 中国景気の先行き不安が再び強まる流れ。4日閉幕した中国最大の商談会「中国輸出入商品交易会(広州交易会)」では、10月15日からの約3週間に交わされた契約額は前年同期の実績を下回った。米中通商交渉を巡る動きも不透明。トランプ米大統領が2日午後、米中の貿易交渉を楽観する一方、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長は早期の米中合意に否定的な見解を示した。指数は先週末までハイピッチで上昇し、約3週ぶりの高値水準を回復しただけに、戻り待ちの売り圧力も意識されている。 《CS》