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概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日続落、インド株にも売り圧力が強まった

2018/9/6 10:01 FISCO
*10:01JST 概況からBRICsを知ろう~インドSENSEX指数は3日続落、インド株にも売り圧力が強まった 【ブラジル】ボベスパ指数 76192.75 -0.63% 5日のブラジル市場は3日ぶりに反発。主要指標のボベスパ指数は前日比380.45ポイント高(+0.51%)の75092.25で取引を終えた。74276.38から75369.50 まで上昇した。 売りが先行した後は買い戻され、引けまで高値圏で推移した。連日の下落で値ごろ 感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、通貨レアルが米ドルに対して反発した ことも支援材料。一方、指数の上値は重い。欧州市場の下落が警戒されたほか、弱い 経済指標が引き続き圧迫材料となった。 【ロシア】MICEX指数 2321.33 -0.64% 5日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比15.05ポイント安(-0.64%)の2321.33で取引を終了した。2341.37から2321.33まで下落した。 前日の終値近辺でもみ合った後は終盤に下げ幅を拡大させた。原油価格の下落が圧迫材料となり、ウエートの高い資源銘柄に売りが広がった。また、通貨ルーブル安の進行もロシア株の足かせとなった。外部環境では、欧州市場がさえない展開を示したことが警戒された。 【インド】SENSEX指数 38018.31 -0.37% 5日のインドSENSEX指数は3日続落。前日比139.61ポイント安(-0.37%)の38018.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同43.35ポイント安(-0.38%)の11476.95で取引を終えた。 買いが先行した後は売りに押され、その後は下げ幅を拡大させた。前日の欧米市場の下落やこの日のアジア市場が軟調な値動きを示していたことを受け、インド株にも売り圧力が強まった。また、7-9月期以降の成長率が4-6月期から鈍化するとの観測も嫌気された。金融引き締めの実施などを受け、7-9月期以降の成長ペースが鈍化し、2018年度の成長率が7.4%になるとの見方が出ている。 【中国本土】上海総合指数 2704.34 -1.68% 5日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比46.24ポイント安(-1.68%)の2704.34ポイントと反落した。 米追加関税が不安視される流れ。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象)を巡っては、意見公募手続きを米時間5日に終了し、その後トランプ大統領は速やかに発動するとの見方が優勢だ。商品市況安も逆風。WTI原油先物は時間外取引で急反落し、上海商品取引所では非鉄や鉄筋など主要産品が軒並み値下りした。 《CS》