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*11:22JST 概況からBRICsを知ろう～ブラジル株式市場は反発、買い戻しが優勢 【ブラジル】ボベスパ指数　76902.31　+2.29％ 22日のブラジル市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1721.91ポイント高（+2.29％）の76902.31で取引を終えた。76339.94から74914.81まで下落した。 小幅安で寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。最近の下落で値ごろ感が強まり、買い戻しが優勢となった。また、通貨レアルの上昇もブラジル株の支援材料。このほか、株式市場の先高観が高まっていることが好感された。 【ロシア】MICEX指数　2297.06　+0.23％ 22日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMICEX指数は前日比5.30ポイント高(+0.23％)の2297.06で取引を終了した。2278.23から2306.1まで上昇した。 後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、引け間際に再びプラス圏を回復した。資源セクターが買われ、指数の上昇をけん引した。通貨ルーブル安の進行や原油価格の上昇を受け、利益率が拡大すると期待されている。一方、米国による追加の経済制裁懸念が高まっていることが指数の上値を押さえた。 【インド】 休場 【中国本土】上海総合指数　2714.61　-0.70％ 22日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比19.22ポイント安（-0.70％）の2714.61ポイントと3日ぶりに反落した。 戻り待ちの売り圧力を意識。上海総合指数は前日まで急ピッチに上昇し、約1週ぶりに節目の2700ポイントを回復していた。また、米中貿易問題を巡り、22～23日にかけてワシントンで事務レベル協議が開催されるため、結果を見極めたいとするスタンスも漂っている。中国の知的財産権侵害に対抗する米国の制裁関税第2弾（中国からの輸入品160億米ドル相当に25％の追加関税）は、協議の成り行きにかかわらず、23日に発動される見通しだ（中国側も対抗措置を予告）。 《FA》